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-Astramline-
Automated Guideway Transit [STD] system
1.アストラムライン(Astramline)アストラムラインは、広島市中心部~市の北西部とを接続するAGT路線として1994年8月20日に開業しました。路線は中心部に位置する本通駅から広域公園前駅間の18.4kmまで、およそ37分で結びます。 愛称のアストラムラインは「明日」および「トラム(電車)」を組み合わせた造語で、全国からの公募によって決定されました。 また車体にも施されるシンボルカラーのクロムイエローは、「平和、寛大、理想」の意味があり、「国際平和文化都市」を目指す広島のシンボルとしても機能しています。 近年開業したAGT路線では無人運転が一般的となりつつありますが、アストラムラインではワンマン運転を採用しています。 広島高速交通株式会社 営業キロ数 18.4km 鉄道事業法適用区間 0.3km 軌道法適用区間 18.1km 2.延伸計画アストラムインには既存終点駅の広域公園前駅からJR西広島駅間までを延伸させる「新交通西風都線」計画があります。2015年6月8日には広島市松井市長によって公式に延伸決定の発表がなされ広域公園前~西広島駅間7.1kmの延伸が実現する事となりました。 ただし、事業着手は平成30年代初頭、事業が本格化するのは平成30年代半ばになるとされている他、事業は段階的に進められるものとされました。 (1)~石内東開発地(石内東開発地までの部分開業:平成30年代後半) (2)石打東開発地~西広島駅(平成40年代初頭)
広域公園前~西広島駅延伸区間においては、構造物の規模縮小によるコスト削減も重要なテーマとされています。 具体的な対策は以下の通り。 (1)基本を単線構造による延伸 (2)6.5%(65‰)勾配区間を採用する事による高架橋高の抑制 3.車両
4.路線(駅)
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※AGTは分類上「モノレール」に該当しませんが、両者とも新交通システムという大枠並びに中距離軌道系交通機関である事を鑑みて、モノレール国内編として掲載させていただきました。 |