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Automated Guideway Transit system
新設計画路線:(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン 【事 業 名】(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業 【対象事業実施区域】起点:横浜市瀬谷区中央、本郷三丁目及び瀬谷四丁目 終点:横浜市瀬谷区瀬谷町 【事業主体】横浜市 AGT方式:側方案内方式[標準型] ※AGT : Automated Guideway Transit 開業年月日 2027年頃を計画 営業距離 2.6km(全線2.8km) 駅数 2駅 起点 瀬谷駅、終点 上瀬谷 営業最高速度:60km/hr 複単線:複線 1.(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ラインは、相鉄本線瀬谷駅付近を起点とし、18号線を伝ってその北側に位置する上瀬谷通信施設跡地までのおよそ2.6kmを結ぶ軌道系交通の路線計画。導入するシステムとしてAGT(Automated Guideway Transit・新交通システム)が想定されており、運行主体は第三セクター「横浜シーサイドライン」とする案が挙がっている。相鉄本線の瀬谷駅から上瀬谷、その先の車両基地までの約2.8kmに2駅(仮称:瀬谷駅および上瀬谷駅)の配置が検討されており、2022年度の事業着手を目指している。
3.横浜シーサイドライン運行主体として想定される横浜シーサイドラインは、京急金沢八景駅とJR根岸線新杉田駅とを結ぶAGT路線(金沢シーサイドライン)を運行する。金沢シーサイドラインは、1981年3月16日に開業した路線で、営業距離10.6km、駅数14駅のAGT標準型(側方案内方式)路線。1983年に設定された標準型新交通システムとしては、第1号路線となる。標準型新交通システムはこの金沢シーサイドライン開業後、「ゆりかもめ」「アストラムライン」「日暮里舎人ライナー」等多くのAGT路線に採用された。4.上瀬谷ライン施設概要4-1.路線概要延長2.6kmのAGT(新交通システム)路線。対象事業実施区域は横浜市瀬谷区中央、本郷三丁目及び瀬谷四丁目を起点に、横浜市瀬谷区瀬谷町を終点とする。瀬谷駅構内を除き、全線複線構造を計画。路線構造は南区間が地下式、北区間が地表式構造を計画する。駅施設は2か所((仮称)瀬谷駅および(仮称)上瀬谷駅)を計画する。また、(仮称)上瀬谷駅北側に車両基地((仮称)上瀬谷車両基地(約5.1ha))を整備する。運行計画として、編成車両数は最大8両編成(先頭車8.55m/両、中間車8.50m/両)を計画。朝方ラッシュ時には最大(上下線):36本/時、終日(上下線):414本/日を運行する。車両設計最高速度は60㎞/h。事業予定期間は令和4年度~令和8年度を予定。供用開始予定時期は令和8年度を予定する。4-2.構造地下式となる南区間(横浜市瀬谷区中央、本郷三丁目及び瀬谷四丁目~横浜市瀬谷区瀬谷町)では主に円形トンネルによって整備される計画で、南側終点となる新設駅(仮称)瀬谷駅は箱型トンネルでの整備が計画されている。対して、北側区間に整備される新設(仮称)上瀬谷駅及び(仮称)上瀬谷車両基地は土工部で計画が進められている。南側区間:計画円形トンネル 約 1.7km(シールド工法) (仮称)瀬谷駅等:箱型トンネル 約 0.2km(開削工法 ) 北側区間:擁壁 約 0.1km 開削工法 (仮称)上瀬谷駅及び(仮称)上瀬谷車両基地を含む北側区間:土工部 約 0.6km(土工) 円形トンネル(シールド工法)…円形トンネルは、鋼鉄の筒の中に掘削する機械を納めたシールドマシンで周囲の地盤を支持しながら、先端部を回転させて地盤を削って掘進し、セグメントと呼ばれる覆工部材を組み立 ててトンネル本体を構築するもの。 箱型トンネル(開削工法)…箱型トンネル((仮称)瀬谷駅を含む)は、地表面から必要な深さまで掘り下げて所定の位置に構造物を構築し、埋戻し、復旧する。 擁壁(開削工法)…土留等を設置してバックホウ等により掘削を行い、鉄筋コンクリート造の擁壁を構築する。 土工部(土工)…地表部を敷き均した上で、鉄筋コンクリート造の躯体を構築する。
4-3.工事工程
4-4.駅施設駅施設は(仮称)瀬谷駅および(仮称)上瀬谷駅の2駅が計画される。(仮称)瀬谷駅は、本地区の玄関口駅となる相鉄本線瀬谷駅との乗り換えを考慮し、この周辺への設置が計画されている。本地区内の概ね南北の中央位置に(仮称)上瀬谷駅の設置が計画されている。 (仮称)瀬谷駅は地下式2面1線の駅構造が計画されている。 (仮称)上瀬谷駅は地表式2面3線の駅構造が計画されている。 駅名 構造形式 ホーム形式 ホーム長 ホーム幅員 (仮称)瀬谷駅 地下式 2面1線 約 72m 3m 以上 (仮称)上瀬谷駅 地表式 2面3線 約 72m 3m 以上
4-5.車両基地車両基地は、対象事業実施区域の北端に(仮称)上瀬谷車両基地を設置する計画となっており、車両基地の構造形式は地表式で、車両の点検や留置、試運転等を主な用途とし、点検線や留置線、変電所、管理棟等が配置される計画となっている。5.事業概要(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業 環境影響評価方法書 第2章 都市計画対象事業の計画内容対象事業実施区域 起点:横浜市瀬谷区中央、本郷三丁目及び瀬谷四丁目、終点:横浜市瀬谷区瀬谷町 延 長 約2.6km 輸送システム 新交通システム(AGT) 構造形式:北区間:地表式、南区間:地下式 駅施設:(仮称)瀬谷駅、(仮称)上瀬谷駅 車両基地 (仮称)上瀬谷車両基地(約5.1ha) 単線、複線の別:複線 運行計画 編成車両数:最大8両編成(先頭車8.55m/両、中間車8.50m/両) 運転方法:上り線1線、下り線1線 運転本数:朝方ラッシュ時最大(上下線):36本/時、終日(上下線):414本/日 列車速度:設計最高速度60㎞/h 事業予定期間:令和4年度~令和8年度(予定) 供用開始予定時期:令和8年度(予定) 【(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業 都市計画対象事業の概要】 都市計画対象事業の名称 (仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業 都市計画対象事業の種類、規模:鉄道及び軌道の建設(軌道の建設)(第1分類事業) 延長:約 2.6km 構造形式:(北区間)地表式(南区間)地下式 対象事業実施区域:起点:横浜市瀬谷区中央、本郷三丁目及び瀬谷四丁目、終点:横浜市瀬谷区瀬谷町 都市計画対象事業に係る許可等の内容:・都市計画決定:都市計画法第19条・都市計画事業認可:都市計画法第59条・工事施行の認可:軌道法第5条・一定の規模以上の土地の形質の変更届出:土壌汚染対策法第4条第1項 出典:(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業環境影響評価方法書 (c)横浜市 |
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※AGTは分類上「モノレール」に該当しませんが、両者とも新交通システムという大枠並びに中距離軌道系交通機関である事を鑑みて、モノレール国内編として掲載させていただきました。 |