モノレールに関するトピックス・ニュース
-2018年度-
中国BYD ブラジル
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中国BYD サルヴァドール・モノレール契約締結 中華人民共和国最大の自動車メーカーであり、モノレールマニュファクチャラーでもあるBYDは、2018年5月24日、ブラジル東部の都市サルバドールにモノレールシステムを建設する契約を締結した。完成すれば、BYD社では南米初の同社モノレールシステムの開業となる。契約金額は2.5億ブラジルリル(689億ドル)。 サルヴァドールは、ブラジル北東部の沿岸都市。現在ブラジル国内では4番目に規模の大きい都市として知られ、1763年まではブラジルの首都でもあった。 建設は第一および第二フェーズに分け実施される。第一フェーズについては、2018年第四半期より建設を開始し、2020年に完工、2021年に運行を開始する予定。 今回建設されるのは全長19.9km(12マイル)のルートで、同社が自主開発を進めるSKYRAIL(BYDモノレールシステム)により行われる。多くは沿岸部を通るルートで、一部には都心のサルヴァドールとセント・ジョン島を海上で繋ぐ区間も存在する。 敷設ルートには80m/0.4kmの登坂が要求される区間や、既存住宅街の立ち退きを最小限に抑制する目的で急カーブが要求される区間が存在。これら課題を解決できる交通機関としてBYDのモノレールが採用された。 サルヴァドールモノレールは、既存の地下鉄路線と接続する事で380万人にも上る利用客をシームレスに目的地まで運ぶ事が期待されています。 BYD社では、2016年頃まで主力開発商品(電気自動車)外としてモノレールシステムの開発をスタートを行ってきた。開発にはおよそ1000人の従業員が携わり、開発費用は50億間にも上る。 BYD社では、フィリピン、エジプト、カンボジア、モロッコ等の国々とモノレール建設事業の交渉を進めており、今後締結および事業化される路線が増える見込み。また今回建設事業が締結されたサルバドールの他にも、北米と南米において8つのモノレール事業について交渉が進められている。
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