モノレールに関するイベント紹介
-2019年度-
運転見合わせ中の東京都上野懸垂線
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東京都(東京都建設局・東京都交通局)が運営する上野懸垂線(通称、上野モノレール)は、3月15日(金曜日)始発より運行を再開する。1月24日(木曜日)に発生した車両故障によりこれまで運転を見合わせてきた。 上野懸垂線については、車両の老朽化を理由に運行の休止が発表されたばかりだった。当初、検査実施時期を迎える2019年11月1日から休止される予定であったが、発表の翌日となった1月24日より上記理由により運休が続き、ネット上には「このまま休止期間に突入するのでは?」等の不安の声も多く見られていた。
上野懸垂線は昭和32年(1957年)に開業。現存する国内最古のモノレールとしても有名。開業当時、都電の代替交通機関として各種の新交通システムが検討されていたが、上野懸垂線が採用するダブルランゲン式モノレールもこの選択肢のうちの一つであった。試験線扱いとしておよそ300mのモノレール路線が上野動物園西園〜東園間に敷設された。実際に都電代替として想定される営業車両をベースに、これをサイズダウンしたものが上野懸垂線として建設されている。 11月からの休止の扱いについては、これまで車両更新等も検討されてきた。しかし、当該車両は国内唯一の特殊な車両である事から製造に3年程度要する事、設備更新についても課題が多く事等から、当路線の休止後の復活は不透明な状況にある。東京都では今後、東京都民の意見を抽出しならがらモノレールの今後の扱いについて検討していく事としている。 |
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