モノレールに関するニュース&トピックス

モノレールニュース
-2026年度-

海外

カイロ・西ナイル線、2026年10月から試運転開始へ
まず8駅区間で実施

2026.7.9.2

全長43.8km・13駅 2027年の営業開始に向け工事が最終段階へ

エジプト・カイロ都市圏で建設が進められている「西ナイル・モノレール(West Nile Monorail)」について、2026年10月から一部区間で試運転が開始される予定であることが明らかになりました。


建設が進む西ナイルモノレール(ギザ) 8月9日

建設が進む西ナイルモノレール(ギザ) 8月9日

エジプト運輸省によると、今回試運転が始まるのは、路線西端のニュー・オクトーバー(New October)駅からアレクサンドリア・デザート・ロード(Alexandria Desert Road)駅までの8駅を含む区間です。残るアレクサンドリア・デザート・ロード駅からワディ・エル・ナイル(Wadi El Nile)駅までについても、2027年第1四半期から試運転を開始する予定とされています。

西ナイル線は「10月6日市モノレール(6th of October Monorail)」とも呼ばれ、カイロ西部に位置するニュー・オクトーバー地区から、モハンデシン地区のワディ・エル・ナイル駅までを結びます。路線延長は43.8km、全13駅で構成される大規模な都市型モノレールです。

沿線には10月6日市やシェイク・ザーイド市など、カイロ都市圏西部で急速に開発が進む地域が広がっています。開業後はワディ・エル・ナイル駅でカイロ地下鉄3号線、バシュティール駅でエジプト国鉄、さらに高速鉄道などとの接続が計画されており、カイロ西部と既存の公共交通網を結ぶ重要な交通軸となります。

車両にはAlstom(アルストム)の「Innovia 300」が採用されます。カイロ・モノレール向けには東ナイル線と西ナイル線を合わせて70編成・280両が製造されており、Cityflo 650による全自動・無人運転に対応します。最高運行速度は80km/hとされています。

カイロでは、西ナイル線と対をなす東ナイル線がすでに営業段階に入っています。東ナイル線56.5km・22駅と西ナイル線43.8km・13駅を合わせると、カイロ都市圏には総延長約100km、35駅という世界でも有数の大規模なモノレールネットワークが形成されることになります。

エジプト大統領府が2026年8月に公表した情報では、西ナイル線の営業開始は2027年を予定しています。今回、2026年10月から最初の8駅で試運転に入る具体的な工程が示されたことで、東ナイル線に続くカイロ第2のモノレール開業が、いよいよ現実的な段階に入ったといえそうです。




モノレールニューストップへ戻る

モノレールウェブサイトジャパントップへ戻る
- mjws.org サイトトップへ戻る -
上部にリンクインデックスが表示されない場合はお手数ですが、
こちら インデックスページへ戻るをクリックして下さい。

Welcome to mjws!The index page is here.