大邱都市鉄道3号線 |
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1.大邱都市鉄道3号線 1-1.大邸 大邱市は人口約250万人を有する韓国第4の都市。 元韓国大統領であるパク・クネ氏の出身地である事でも知られています。 2015年4月23日、この韓国大邸の地に日本跨座式モノレール(日立製)が開業しました。 1-2.大邱都市鉄道3号線 大邱都市鉄道3号線は大韓民国(韓国)大邱広域市において、2015年4月23日に運行を開始したモノレール路線。 起点駅である漆谷慶大病院から終点に位置する龍池駅まで、全23.2km30駅を結んでいます。 日立製作所が誇るアルウェーグ式モノレール、日本跨座式を採用した韓国では始めての本格的なモノレール営業路線となりました。 ATOによる無人運転を実施する能力がありますが、非常時対応のため乗務員が乗車しています。 2015年4月23日に開業記念式典が催され正式に営業運行に就きました。 記念式典には、大邱市長、国土交通部第2次官ほか1000名余りが参加し、韓国のメディアも大きく報道。 開業初日は終電まで満車が続くほど盛況となりました。 |
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大邱都市鉄道3号線 3000系 (c)MJWS田村 |
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大邱都市鉄道3号線 開業:2015年4月23日 営業距離長:23.2km 全長:23.95km 駅数:30 起点:漆谷慶大病院駅 終点:龍池 運営:大邱都市鉄道公社 所有:大邱広域市 ① Digital Loop式ATPの採用により、高密度運転に対応 ② 高密度運転では列車のHeadwayを最小90秒まで短縮可能 ③ 出庫から本線走行、折り返し、入庫までの無人運転を実現 2015年4月23日に開業記念式典を実施し、晴れて営業運行を開始する事となった。 |
大邱都市鉄道3号線 路線図 |
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大韓民国大邱市 (c)leodaphne-AdobeStock |
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4.インフラ設備 4-1.信号 デジタルATPおよびATOシステム 延長:23.9km 停車駅:30ヵ所 車両基地:1ヵ所 駐泊基地:1ヵ所 (漆谷車両基地、凡勿車両基地) 4-2.分岐器 2差分岐器:2ヵ所 渡り分岐器:3ヵ所(両端末駅、中間) 5差分岐器:6ヵ所 関節式5差分岐器6 車両基地(5基),駐泊基地(1期) 留置線、検修庫、入出庫転換 関節式2差分岐器1 車両基地試運転線転換 関節可とう式2差分岐器1 330駅~駐泊基地駐泊基地進入、今後、延長線転換 関節式渡り分岐器1 315駅~316駅本線非常渡り 関節可とう式渡り分岐器2 車両基地~301駅、330駅~駐泊基地端末折り返し渡り |
5.開業に至るまでの年表 2006.01 基本計画承認(国土交通部) 2008.09 車両及びシステム決定 2008.01 双日・日立JV 跨座型モノレールの車両・信号システム・分岐器受注 2009.01 基本設計及び実施設計完了 2009.06 土木工事業者選定、工事着工 2009.07 起工式(大邱体育高校運動場) 2013.06 本線橋脚および軌道桁設置完了 2014.01 本線試運転開始(漆谷慶大病院~梅川) 2014.02 本線試運転開始(全線) 2015.02.09 事業者による試運転開始 2015.04.23 営業運転開始 ※参考:日立製作所公表資料 |