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東アジアのモノレール 重慶モノレール

柳州軌道交通1号線
中華人民共和国_柳州

INNOVIA Monorail 300 System・CITYFLO 650自動列車制御
/PBTS(Bombardier Transportation&CRRC)

   

社名 中文:柳州轨道交通1号线
英文:Liuzhou Rail Transit line 1
路線名 路線名 柳州軌道交通1号線
(路線カラー:レッド)
開業年月日 開業年月日 2022年予定
(第1フェーズ2020年)

営業距離 営業距離 45.6 km
(高架区間40.12km、地下区間5.5 km)
駅数 駅数 全35駅(以下は中文表記駅名)
上板桥站-高村站-思贤站-柳江中学站-平地站-中屯站-门头路站-南苑站-张公岭站-航鹰站-城邕路站-火车站站-汽车南站站-鱼峰山站-颇家巷站-箭盘山站-西江路口-双龙站-河东枢纽站-科技大学-山水一号-莲花山庄-马鹿站-码头站-会展中心站-官塘枢纽-鹿山学院-九子岭站-园博园西站-华侨城站-二中站-南庆西站-回龙站-孟村站-尚琴站

複・単線 複線
モノレール方式 跨座式
INNOVIA Monorail 300 System
CITYFLO 650自動列車制御
編成:5両編成
最高速度:80km/h
 
INNOVIA Monorail 300 System
(画像はサンパウロメトロ15号線車両)

(c)adbee
1.柳州軌道交通

柳州軌道交通とは、広西チワン族自治区、柳州(りゅうしゅう)市に建設および整備が進められている1~4号線、S1~S3号線からなる都市高速鉄道システム。1~4号線は跨座式モノレール、S1~S3号線はライトレールによる建設が計画されている。これら全線が開業すると、全7路線、合計124駅、全長226.8kmの路線網が整備される事となる。

中華人民共和国(以下、中国と略記)では、2011年に「第12次五ヵ年計画」が発出されてから、各地方、各分野の12-5計画が続々と発表され、柳州市・柳州市交通局においても柳州交通計画のコンセプトが提案された。
さらに同市は2016年、柳州軌道交通の1号線と2号線の第1段階プロジェクト計画を提案。2017年には環境影響・建設計画・現地調査が実施され同プロジェクトは承認された。現在、実路線の建設が進められており、この1号線と2号線の第一フェーズは2020年に完了する予定となっている。

2.柳州軌道交通1号線

柳州軌道交通1号線は、広西チワン族自治区、柳州(りゅうしゅう)市に建設および整備が進められているモノレール。路線のイメージカラーは赤。プロジェクトの総投資額としては約126億元となる。

1号線計画の全長は約45.6Kmで、そのうち架空区間が約40.12Km、地下区間が約5.5Kmと占め、合計35駅の配置が計画されている。35駅のうち地上駅が30駅、地下駅が5駅となり、7駅は乗り換え駅として機能する。柳州軌道交通1号線は、第1フェーズと全フェーズの2セクションが計画されており、現在建設が進められているのは第1フェーズ。なお、第1フェーズの開業は2020年を、全フェーズの開業は2020年を予定している。

柳州軌道交通1号線は、六江区、六南区、玉峰区、城中区、柳東新区の5つの主要都市エリアを区域に持ち、柳州鉄道交通における東西線の位置づけとなる。建設は2016年12月1日、1号線の試乗区間の起工式を皮切りに、同路線地下部の工事が開始され、以降第1フェーズ全線に渡る工事が進められている。

3.モノレールシステム

採用されるモノレールは、ボンバルディア社が設計製造を手掛けるINNOVIA Monorail 300 SystemおよびCITYFLO 650自動列車制御システム。

同モノレールシステムは全自動運転のモノレールシステムとして、サンパウロメトロ15号線(2016年一部開業・計画全長24km)、バンコクMRTA ピンクライン(2021年開業予定・計画全長34.5km)およびイエローライン(2021年開業予定:計画全長30.4km) 、蕪湖軌道交通1号線(2020年開業予定・計画全長30.38km)、蕪湖軌道交通2号線(2020年開業予定・計画全長32km)等、多くの都市で建設が進められている。
 

設 置 駅 一 覧
 1.上板桥
 2.高村
 3.思贤
 4.柳江中学
 5.平地
 6.中屯
 7.门头路
 8.南苑
 高架駅
   -车辆段综合基地
 (帽合车辆段综合基地)
 9.张公岭
 10.航鹰路
 11.城邕路
高架駅
 12.柳州火车站
 13.汽车南站
 地下駅
 14.鱼峰山
 15.颇家巷
 16.箭盘山
 17.西江路口
高架駅
 18.双龙
 19.河东枢纽站
 20.科技大学
地下駅
 21.山水一号
 22.莲花山庄
 23.马鹿
 24.码头
 25.会展中心
 26.科技园
 27.鹿山学院
 28.九子岭
 29.园博园西
 30.华侨城
 31.二中
 32.南庆西
 33.回龙
 34.孟村
 35.尚琴
高架駅
歴史沿革
2015年9月2日、市委常務委員会は市発改委(市軌道弁)から都市軌道交通の前期作業状況の報告を受けました。原則として、本市の都市軌道交通の建設開始を同意しました。

2015年11月15日から17日にかけて、柳州市都市軌道交通線網計画専門家審査会が原則的に線網計画を承認しました。2015年11月24日、市発改委と市計画局は国家政策に基づき線網計画を公示しました。公示後の線網計画は自治区住建庁に上報され、12月31日に自治区住建庁による技術審査が行われ、原則的に承認されました。柳州都市軌道交通計画では、懸垂式モノレールの採用が提案されました。

2016年2月26日、市委常務委員会が開催され、柳州都市軌道交通の作業状況が報告されました。同年内に軌道交通1号線の建設が開始され、方式は跨座式モノレールと決定されました。軌道交通試験プロジェクトの建設書、実現可能性研究、および初期設計などの前準備作業が進められました。

2016年12月1日、軌道交通1号線の着工式が鉄道駅東広場で正式に開始されました。この路線は地下と高架を組み合わせた跨座式モノレール列車方式で運行され、柳州軌道交通が正式に建設段階に入ったことを示しています。

2018年1月、1号線の地下区間の全面工事が始まり、飛鹅路は半閉鎖通行が実施され、地上の高架区間と結びつけられました。

2021年9月時点でも工事が続いており(または一時的に中断されている可能性があります)。

建設進捗

2016年12月1日、軌道交通1号線試験区間の着工式が鉄道駅東広場で正式に開始されました。この路線は地下+高架の跨座式モノレール方式で建設され、車両には最新のボンバルディアInnovia Monorail 300無人運転跨座式モノレール列車が採用されました。着工区間は一期工事で、起点は柳江区の「思賢」駅から柳東新区の「華僑城」駅までであり、その中には軌道交通専用の三門江軌道交通跨江大橋が含まれます。

1号線の一期区間には全長約5.5キロメートルの2つの地下区間が含まれており、施工難度が高く、施工期間も長くなっています。高架区間と同時に完成させるために、地下区間は鉄道駅改造工事の地下部分が開始されると同時に着工されました。現在、工事は順調に進行中です。

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