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モノレール海外編ムンバイモノレール
ムンバイ・モノレール
Mumbai Monorail
Straddle-beam monorail (ALWEG) system , Scomi

1.ムンバイモノレール

ムンバイモノレールは、インドのムンバイ市内に開業したScomi SUTRAタイプのモノレールシステムです。
ムンバイモノレールプロジェクトは、ムンバイのコングロマリット、ラーセン&トゥブロおよびマレーシアのScomiエンジニアリングBhd社と共に、ムンバイ都市圏開発局(MMRDA)によって進められました。
インドでは1920年代以来の、そして本格的な都市交通機関としては初めてとなるモノレール路線となります。
 インドのムンバイモノレール
ムンバイ・モノレール

自動車渋滞に悩まされていたムンバイでは、バスサービスも機能が低下しており、都市機能の低下を招いていました。
2005年、ムンバイ都市圏開発局(MMRDA)は、上記渋滞とバスサービスの機能代替としてモノレールの導入を検討します。
MMRDAはモノレールを建設し、通勤の効率化および快適化(エアコン完備)、既存の地下鉄路線および郊外鉄道システムへの効率的なフィーダーとなる事を期待していました。
2008年8月18日、プロジェクト管理者にMMRDAが任命され、土地の取得から建設、構造、シグナリングおよびモノレールシステムの安全性について管理する事となりました。
2008年11月11日には、ラーセン&トゥブロ、マレーシアのScomiエンジニアリングBhd社が主要受けとして決定され、2029年までに全区に渡るモノレール建設および運営を担う事となりました。

ムンバイモノレールの建設は2009年に始まり、WadaladepoおよびChembur間が初期路線として2014年2月2日に一般公開、モノレール車両による走行を実施しました。
同年の2014年4月15日からは、午前6時から午後8時までの14時間限定で運行を拡張しています。

残されたムンバイモノレール計画(約135キロ(84マイル))は、2011年~2031の間で段階的に構築することが計画されています。

2.Scomi SUTRA

MTrans社内(現スコミレール工場内)の試験線で開発が進められたマレーシア初のモノレール車両は「SUTRA」と名付けられ、2両編成固定型として誕生しました。モノレールシステムとしての基本構造は、いわゆるミドルタイプのALWEG式モノレール(シアトル、名鉄モンキーパークモノレール線)に近く、室内へのホイールハウスの出っ張り等、随所にオリジナルの色が残ります。

 Scomi SUTRA monorail car
KLモノレール(マレーシア)で活躍するSUTRA
KLモノレールでは、新たに4両編成車両が投入された。
 Scomi monorail
初期型のSUTRA(KLモノレール)

ムンバイモノレール向けのSUTRAは、2010年1月2日にマレーシアより出荷。今後は更に延伸開業(第2フェーズ)に向け、10編成が追加投入される予定となっています。
インド、ムンバイ向けSUTRAは、黒と白のストライプをベースラインにもち、王室ピンク、アップルグリーン、およびアイスブルーに塗り分けられた色とりどりの車両が並びます。各モノレール車両の乗車定員は568名、一部に妊娠中の女性、高齢者および身体に障害のある乗客用のスペースが確保されています。
モノレール車両は全長44.8メートル、質量およそ15トンとなっています。
また、すべての車両にエアコンが装備されるほか、CCTVカメラが設置されました。
安全装備としては、パンク時にも移動を続行できる「ランフラット」機能などが追加されています。

Scomi SUTRAの軌道桁(軌道寸法:800mm×1400mm)
モノレールの軌道桁サイズ一覧
図.モノレールの規格一覧
左段:海外マニュファクチャラー、右段:日本マニュファクチャラー


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