プトラジャヤ・モノレール Putrajaya Monorail Straddle-beam monorail (ALWEG) system , Scomi (c)Shutterstock.com |
|||||||||||||||||||||||||
【新規:凍結】 マニュファクチャラー:Scomi モノレールシステム:跨座式 Scomi(軌道寸法:800mm×1400mm)
総延長 :18km(駅) 開業区間 :(駅) プトラジャヤ・モノレールとは、マレーシア、プトラジャヤに計画及び建設が進められていたモノレール路線。いわゆるモノレールの未成線。同国で誕生したScomiエンジニアリングのモノレールシステムを採用し2004年まで、実際に建設が進められました。代表的な未成線建造物として今も残る、インターモーダル駅及びその南部に位置するモノレール橋を残した状態で、同線は資金難のため建設が凍結されました。(プトラジャヤ・セントラル駅及びその南部に位置するモノレール橋は、いずれもGoogle earthで確認が可能できます。)Scomi モノレールでは初の地下駅構想も存在したものの、今現在に至るまで計画自体が凍結された状態となっています。
1.2016年-路面電車導入検討- プトラジャヤ、2019 年までにサイバージャヤにトラム(路面電車)計画 プトラジャヤでは慢性化する渋滞に対応するため公共交通システムの導入を検討しています。目標として 3 年以内に、プトラジャヤやサイバージャヤへトラム(路面電車)の導入を検討している事を発表しました。路面電車の導入検討は、 2004 年に資金難によって凍結された全長 18 kmにおよぶプトラジャヤモノレールプロジェクトの代替案となります。路面電車の導入は、前述したプトラジャヤモノレールの建設に比べ安価で対応できるとしており、急激な人口増加を見せる 2 地域内の交通渋滞緩和を図れると期待されています。 一部区間では既に軌道が建設済みであったプトラジャヤモノレールですが、上記報道(路面電車の導入検討)によって建設はほぼ白紙化する事となりました。 2.プトラジャヤ・モノレール、建設計画復活 MMC株式会社 berhad 社 (MMC)は2016年9月、プトラジャヤ・モノレールプロジェクトに関する提案を経済評議会(EC)に提出しました。 2004年度に連邦予算の兼ね合いで凍結状態となっていたプトラジャヤ・モノレールプロジェクトを再起させるためです。 提案が承認された場合、MRT2号線の竣工2021年までに完工させる予定としています。 プロジェクトでは、既に建設が進められている地下部4kmおよび地上部9kmのモノレールインフラを使用する。 モノレールは段階的に13.6km(18駅)およびそれに接続する6.8km(7駅)の線として計画されます。
|