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台南捷運 藍線(ブルーライン)

現地メディア発表のイメージ動画より作画 mjws編集室作成
台湾・台南市のモノレール(台南捷運)

台湾南部の都市である台南市では、都市交通の改善を目的として**台南捷運(Tainan MRT)**と呼ばれる都市高速交通システムの整備計画が進められています。台南は台湾で最も古い都市の一つであり、長年にわたり地下鉄や都市鉄道が存在しない大都市でしたが、近年の人口増加や交通渋滞の深刻化を背景に、本格的な都市鉄道導入が検討されるようになりました。

台南捷運の最大の特徴は、台湾で初めて跨座式モノレール方式を採用する都市交通システムになる点です。台南市政府は安全性、建設費、都市景観への影響などを総合的に検討した結果、モノレール方式が最も適していると判断しました。歴史的建造物が多い古都である台南では、地下鉄建設の難しさや景観への配慮が課題となっており、高架式のモノレールが適した交通方式と考えられています。

台湾初の都市モノレール

台南捷運が注目されている理由の一つが、台湾初の都市モノレールシステムになる可能性が高いことです。台湾ではこれまで台北MRT、高雄MRT、桃園MRTなど地下鉄や高架鉄道が整備されてきましたが、跨座式モノレールは導入されていませんでした。

台南では以下の理由からモノレール方式が選ばれました。

地下鉄より建設費が抑えられる
建設期間を短縮できる
歴史都市の地下遺構への影響を避けられる
狭い道路空間でも建設しやすい

こうした条件から、台南市の都市構造に適した方式として高架モノレールが採用されています。
社名 台南捷運
路線名 藍線(ブルーライン)
開業年月日
中央政府承認 2025年10月
着工予定 2026年末頃
完成予定 2031〜2032年頃
※2026年3月現在
営業距離 8.39km
駅数 10駅

路線は永康区の台鉄大橋駅付近を起点とし、中山南路・中華路・南紡ショッピングセンター付近など市街地の主要地区を経由して、台南文化中心や仁德地区方面へ至るルートが計画されています。全線は高架構造で建設される予定で、駅数は10駅となる計画です。台鉄との接続や将来計画されている他の捷運路線との乗り換えも想定されており、台南市北部から東部にかけての都市交通軸を形成する路線として計画されています。

駅番号 駅名(仮称) 主な場所・接続
B1 大橋 台鉄「大橋駅」と接続(永康区)
B2 中山南路 永康区 中山南路付近
B3 中華路 中華路・兵仔市付近
B4 兵仔市 永康区の市場エリア
B5 平実転運站 グリーンライン(計画中)との乗り換え
B6 南紡ショッピングセンター 東区の大型商業施設前
B7 凱旋路 東区 凱旋路付近
B8 文化中心 台南文化中心・巴克礼公園付近
B9 仁德転運站 仁德区の交通結節点
(ブルーライン延伸線接続)
B10 関聖 支線終点方面(東区周辺)
複・単線 複線
 




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