動画で知ろう!モノレールについて
モノレール専科は、mjws編集室が編集するモノレールのしくみ解説動画シリーズ。 普通鉄道とは異なり、特有の技術が必要になる「モノレール」について、簡便に、かつ各分野別に内容を掘り下げつつ、「モノレールのしくみ」を紹介していきます。 |
モノレール専科 #04 モノレールのレール工場 |
モノレール専科 #04 モノレールのレール工場 今回のモノレール専科は、#3 モノレールのレール で紹介した、いわゆるモノレールの軌道桁についてさらに掘り下げます。2019年秋の開業が予定されている沖縄都市モノレール・ゆいレールでは、現在延伸部の軌道桁の製作が急ピッチで行われています。このレール工場の様子をベースに、モノレールの軌道桁が製作されていく過程と、更には作られた軌道桁がどの様に運ばれ、軌道桁として設置されるのかについて紹介していきます。 一般にレール工場の最も端となるスタート地点には、PC軌道桁の配筋を行う工場が設けられています(軌道桁の骨組を作る場所)。その次の場所には、コンクリート打設を行う工場が設けられます(コンクリートを骨組に流し込む場所)。 この時、軌道桁の左右に軌道桁の形となる型枠が設置され、この中にコンクリートを流し込む事で、軌道桁の形が形成されます。なお、この型枠は軌道桁にカーブを付けられるようにもなっていて、曲線軌道桁もこの場所で作られます。このあと、養生室と呼ばれる工場でコンクリートを強度発現させていきます(流し込んだコンクリートを固める作業)。 さらに次の工程では、いよいよ軌道桁が屋外に運び出されます。 運び出された軌道桁は、「緊張」作業を介してPC軌道桁となります。 緊張作業は一時緊張と二次緊張作業に分けられ、これらが完了すると さらに仮置き場に移され搬出の時を待ちます。 この後、完成した軌道桁はポールトレーラーに積載され設置現場まで運ばれていくのですが、この続きは動画で見た方が分かり易いので、是非ご確認下さい。 |