小田急向ヶ丘遊園駅
久々にこの地に降り立ちました。 |
小田急向ヶ丘遊園駅 |
小田急向ヶ丘遊園駅 |
小田急向ヶ丘遊園駅に掲載される路線図。
近くには読売ランド前、新百合ケ丘とモノレールの歴史に深く関わる地名が並びます。 |
小田急向ヶ丘遊園駅改札 |
小田急向ヶ丘遊園駅の駅前
小田急モノレールが営業されていた当時は、この地点から既にモノレールの駅舎が見えていました。 |
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小田急向ヶ丘遊園駅前に周辺の案内図がありました。
現在地と表示されている場所より、向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の廃線跡を辿ります。
目的地点は図中左上に赤丸で印してある「藤子F不二雄ミュージアム」です。
ドラえもん等の代表的な作品に関連する資料が展示されているようです。
が、今回は時間の都合上この「藤子F不二雄ミュージアム」には入館しません。
同位置に過去存在した向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の向ヶ丘遊園正門駅跡地を目指します。 |
小田急向ヶ丘遊園駅の駅前の様子 |
小田急向ヶ丘遊園駅の駅前ロータリー |
小田急向ヶ丘遊園駅の駅前に駐輪場があります。
およそ道路の中央分離帯部分を占拠した形で配置されています。まさにここが、旧向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の向ヶ丘遊園駅の廃線跡地となります。 |
向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)運行当時の写真。左写真と同位置の過去のものです。停車しているのが向ヶ丘遊園線小田急モノレール デハ500形 |
向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の向ヶ丘遊園駅の廃線跡地は外から中の様子を見る事ができます。写真位置の丁度上部分にモノレールの軌道およびホームがありました。 |
駐輪場(向ヶ丘遊園駅の廃線跡地)の奥側を撮影したもの。 |
駐輪場(向ヶ丘遊園駅の廃線跡地)の側面を撮影したもの。
ここから向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の廃線ルートを辿っていきます。 |
向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の廃線後、同廃線ルートは綺麗に整備されました。写真は、向ヶ丘遊園駅を出て直ぐのあたり。 |
向ヶ丘遊園駅を出た向ヶ丘遊園モノレールは、直ぐにこの交差点に差し掛かり、若干右方向へ軌道をカーブさせました。 |
交差点付近に設置されたバス停。 |
ルート脇には旧ダイエーも健在。
当時、モノレールの廃線と軌道の撤去まで見つめていたはずです。 |
モノレール廃線ルートは、この位置より川沿いを伝って向ヶ丘遊園を目指しました。この歩道も廃線後に整備されたものです。 |
同区間の向ヶ丘遊園モノレール運行当時の様子。 |
向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)廃線跡を川(二ケ領用水)沿いに進みます。 |
モノレール撤去後、支柱があった位置にはこの様な名板が設置されました。鉄道の廃線においては、時間が経つにつれ当時を語る証拠が減っていくのが常ですが、向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)廃線跡では、この名板を伝う事で当時の様子を想像する事が容易です。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚24」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚25」 |
モノレールの廃線ルートは、整備された歩道上を通過していました。 |
モノレールの廃線ルート(遊歩道)上に整備された休憩スペース |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚28」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚28」 |
ばら苑アクセスロードの看板(案内図) |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚29」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚30」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚31」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚33」 |
モノレールの廃線ルートは写真右沿いを走っていました。 |
左写真の拡大
モノレールの廃線ルートには支柱跡が設置されています |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚34」 |
廃線ルートはここで本村橋交差点とぶつかります。
軌道はこの交差点の真上を通過していました。 |
本村橋交差点付近に設置された向ヶ丘遊園モノレールのモニュメント
当時の支柱をイメージした作りになっています。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚39」
ここから本村橋交差点を渡る部分については、当時はモノレール橋が使用されました。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚39」 |
モノレール線ルートは写真中央付近を真っ直ぐ進みました。 |
本村橋交差点(左写真位置)より小田急向ヶ丘遊園駅方向を振り返ります。 |
終点正門駅までもう少し。
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モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚46」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚46」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚49」
この辺りでは植木の間に名板が設置されています。
というか、支柱があった所が緑化スペースとして整備されています。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚49」
どこか申し訳なさそうに、そこに存在していました。 |
かすかにですが「藤子F不二雄ミュージアム」の建屋が見えてきました。
かつての小田急モノレール正門駅跡地です。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚50」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚50」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚51」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚52」 |
名板はところどころ道路の中央に埋め込まれていたりします。
散策をされる際は自動車や自転車に対しての十二分な危険予知をお願い致します。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚53」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚53」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚54」
奥のほうに見えているのが「藤子F不二雄ミュージアム」、モノレール廃線跡の終点です。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚54」 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚55」
モノレール線橋脚跡の名板は、途中途中でこの様に剥がれて無くなっている物もありました。
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モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚56」 |
歩いてきた道(小田急モノレール廃線跡)を振り返ります。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚57」 |
また剥がれてしまった名板を発見。
劣化具合から、剥がれた後結構な時間が経っているようです。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚61」
モノレール軌道はこの「橋脚61」の支柱を最後に川を渡り対岸の道路を跨いだ後、終点の正門駅へと到達しました。正門駅は現在は既に取り壊され存在していません。 |
モノレール線橋脚跡の名板
「橋脚61」 |
目的地である「藤子F不二雄ミュージアム」が対岸に見えてきました。
過去、ここに向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の向ヶ丘遊園正門駅が存在しました。 |
「藤子F不二雄ミュージアム」の看板
折角なので見学したかったのですが、時間の都合上入館する事は出来ませんでした(残念です)。 |
「藤子F不二雄ミュージアム」のこの位置の奥法面付近まで、向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の軌道が設置されていました(右写真)。 |
向ヶ丘遊園線(小田急モノレール)の正門駅側車止め。
運行していた当時撮影したもの。 |
「藤子F不二雄ミュージアム」正面
現在は当時の面影は残っていません。 |
「藤子F不二雄ミュージアム」正面から小田急向ヶ丘遊園駅方向を見る。
歩いてみると、あっという間の1kmでした。モニュメントや支柱跡を示めす名板こそ残っているものの、モノレールが走っていた当時の面影は既に失われつつあるようでした。今回はこれで散策を終了しますが、またこの風景に変化があるタイミングで再訪したいと思います。 以上 |