<大阪モノレール>延伸へ 東大阪市が事業費負担を調整 - 毎日新聞 7月11日(土)10時1分配信 2015年7月中旬、毎日新聞より上記報道が配信されました。 長く保留されていた門真市以南の延伸がようやく現実味を帯びてきた事になります。 計画では2025年に門真市〜瓜生堂付近への延伸が実現するとされ、 東大阪の南北の交通が強化される事になります。 今回は大阪モノレール線 門真市駅より門真南駅[仮称]付近までを散策しました。 |
大阪モノレール線南の終点、門真市駅。 現在は降車専用として運用されている1番線ホーム。 現在は南側で入れ替え線に入線し、2番ホームへ折り返し復路運行を行っています。 そのため、この先は乗車する事ができません。 延伸が実現されればこのホームも乗降ホームとして運用されます。 |
|
門真市駅前の広場 | 駅に敷設されたスロープを下り、 門真南方面を目指す。 |
門真市駅外観写真 その1 | 門真市駅外観写真 その2 |
分岐器の下部分は駐輪場として使用されている。 | |
駐輪場より門真市駅を見る。 | 分岐器の底面 |
門真市駅引き上げ線(分岐器後)。 左が1番線、右が2番線、 中央が引き上げ線にあたる。 |
引き上げ線に入線するモノレール車両 |
個人的に大好きなアングル。 |
|
門真市軌道末端部分下部に位置する歩道橋 |
歩道橋からの眺め |
歩道橋上より撮影 | 2番線、軌道には架線が張られていない状態。 |
引き上げ線よりホームへ向かうモノレール車両 |
2番線寄りのモノレール鋼軌道桁 |
2番線瓜生堂方面末端。 1番線、引き上げ線が円筒型緩衝器付車止めなのに対し、2番線末端は簡易車止めが設置されている。 もっとも、架線未設置であるためモノレール車両は軌道上では動作不能。 |
|
門真市駅先の終端に位置する車止め(円筒型緩衝器) モノレール軌道諸共、P908支柱が支える。 |
|
現在の終端支柱となるP-908門型(台形)鋼支柱 延伸開業後は、当然ながら何の変哲もない一支柱となる。 |
|
車止め(緩衝筒)を側面より見上げる。 |
|
軌道末端を瓜生堂側より眺める。 延伸が想定されていない軌道終端は、通例では制走堤を設置する場合が多く、 このように軌道断面を確認する事はできない。 |
|
2番線終端 | 引き上げ線終端 |
1番線終端 |
|
門真市駅先の交差点付近。 もはや末端軌道が確認しずらいほど小さく見える。 |
|
門真市駅を南下して直ぐに、右側に近畿自動車道、左側に松下電器産業の工場群が見える。 歩道は、ここからしばらくは写真に見える自転車専用道と並走する。 |
|
モノレールファンと言えども、ここから先は現状何の変哲もない道路を撮影する事になる。 モノレール軌道とはしばしのお別れ。 |
|
近畿自動車道を見上げる 近畿自動車道は、大阪府吹田市(吹田JCT)よりこの地点まで、 またこの先は松原市にある松原JCTまで繋がっており、総距離およそ30kmの路線となっています。 この近畿自動車道全線において側道が併設されているわけですが、この道路を大阪府道2号中央環状線と呼びます。 (通称、中環(ちゅうかん)) |
|
そして、この府道2号中央環状線に沿うように大阪モノレールのルートが予定されています。 大阪モノレール当初の計画は、大阪国際空港と堺泉北臨海工業地帯を結ぶルートが考えられていました。 そこで、府道2号大阪中央環状線沿いにモノレール軌道を建設し、最終的には堺市方面まで延伸するという計画でした。 ちなみに、中央環状線と呼ぶからにはその内側と外側があります。 以下に参考記載します。 内環状線(国道479号) 大阪外環状線(国道170・171号) |
|
目の前に門真ジャンクションが見えてきました。 府道2号中央環状線は主要交差点についてはオーバークロスするように配置されており、大阪都市圏の外環バイパスとしての機能を有しています。 この門真JCTにおいて、近畿自動車道は第二京阪道路と接続します。 |
|
炎天下の中歩くことしばし、 門真ジャンクションに到着しました。 |
想定ルートでは、モノレール軌道は真っ直ぐジャンクションへは向かわず、 写真より左面へカーブし、高速道路を潜り(跨ぎ)ます。 |
ジャンクション中央より、なみはやドーム方面を望む。 写真中央右よりにモノレール新駅が姿を現す予定。 もっとも、撮影した2015年現在では調査年とされており、 正確な配置は確認できません。 |
写真中央付近を、モノレールが通過すると見られる。 左側が門真市駅、右側が新規延伸区間部。 |
地下鉄の門真南駅。 (大阪市交通局地下鉄長堀鶴見緑地線) 大阪モノレール線は、門真南駅でこの路線と接続する事になります。 |
|
長堀鶴見緑地線(地下鉄)の門真南駅。 (大阪市交通局地下鉄長堀鶴見緑地線) 写真に見える入り口の向こう側が門真南駅広場となっています。 |
|
大阪モノレール延伸区間における第1駅「門真南駅(仮称)」 大阪市交通局地下鉄長堀鶴見緑地線(門真南駅)が連絡する。 大阪モノレール門真南駅は、地下鉄長堀鶴見緑地線門真南駅直近に建設される事が推定される。 このため、駅名は「門真南駅」がそのまま採用される可能性が高い。 |
|
大阪市交通局地下鉄長堀鶴見緑地線の門真南駅 | 門真南駅より広場およびなみはやドームを眺める。 |
門真南駅周辺の地図。 北を向き、右手にはなみはやドーム、左手には中央環状道が併走する事になるため、 必然的にモノレール門真南駅はこの周辺に建設される事が考えられる。 |
|
広場中央の植木 |
広場中央より大阪モノレール門真駅方面を見る。 |
なみはやドーム |
写真中央奥右手に地下鉄長堀鶴見緑地線の 門真南駅入り口が位置する。 |
なみはやドームは1997年、なみはや国体開催に際してメイン会場として建設されました。 メインアリーナ、サブアリーナ、サブプールを保有しています。 メインアリーナは、夏季は水泳場、冬季はアイススケートリンクとして利用されています。 2015年10月1日より、『東和薬品RACTABドーム』と呼称される事が決まっています。 これは、5年間の契約で医薬品メーカーである東和薬品が命名権を取得したためです。 |
|
地下鉄長堀鶴見緑地線門真南駅入り口 (写真は2番出入り口) |
地下鉄長堀鶴見緑地線「門真南駅」の名板 |
門真南駅は、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の終着駅。 1997年8月29日、路線延長の際に開業(長堀鶴見緑地線鶴見緑地-門真南駅間)しました。 大阪市交通局の駅の中で最も東に位置する事でも知られます。 路線計画図ではこのそばに、大阪モノレール門真南駅が設置されるものとみられます。 |
|