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| 東京モノレールの車両基地「昭和島(車両)基地・昭和島車両区」。 | |||||
昭和島基地は、浜松町駅と羽田空港駅との丁度中間付近に位置する昭和島埋め立て地に設けられた東京モノレール専用の車両基地で、敷地面積は53,742u。車両基地北側上空には首都高速湾岸線の分岐線が配置される。![]() 車両検査設備、留置線の他、運行の核となる運転指令室や電力指令室を備える。車両基地北東部には軌道および電線の保守点検を担う保守基地が配置され、12m長のトラバーサを介し保守車両用の整備線および留置線4線が並ぶ。 昭和島車両基地は昭和39年の東京モノレール開業時に建設され、その後も輸送力増強ならびに路線延伸に並行して都度規模を拡張し続けている。特に整備場〜旧羽田駅間廃止、新設羽田空港(当時仮称東ターミナル駅)線延伸時(昭和63年-64年)時に大幅な拡張および留置線の延長工事が成され、ほぼ現在の配置に落ち着いている。当初運用本数14本とした配線計画により昭和63年8月10日付関鉄技 第169号で認可を受けていたが、後に運用本数17本へと見直し変更許可申請を行った。平成元年3月31日付関鉄技 第64号で認可を受けている。なお、建設当初車両基地中央部に配置されていた保守基地は、昭和63年からの拡張工事に伴い車両基地北東部(現在の位置)に移設されている。この他にも本線渡線工事をはじめ、6両固定化、信号システムの変更、羽田線延伸に伴う留置線の増強、車両検査設備施設増強を実施した(〜1993年10月までに順次)。 特に1989年に導入された1000形以降の車両は6両固定編成である事から、中間車における運転台が廃止された。このため、車庫内においても6両単位での移動が必要となった事、平行して建屋及び設備機械の老朽化が著しい状況であることから設備の近代化を図るべく年間検修能力50両を有する車両工場について、昭和島基地の北側に新たに建設している。工場と建屋は3階建で、総延べ面積は4903u。1階には車体、台車、部品整備場、車体塗装上、2階には制動室、弱電信号室、一般電気室、協力会社事務、3階には車両区事務所、総合詰所が配置された。 |
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| 車両基地内の路線配置と番線名および番線用途 | ||
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| 昭和島車両区留置線一覧 双方向扇形による軌道配置が特徴。 |
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| 番線 | 用途・延長 | |
| A線 | 留置線 180763 | |
| B線 | 留置線 18925 | |
| C線 | 留置線 167456 | |
| D線 | 留置線 25488 | |
| F線 | 留置線 264559 | |
| G線 | 留置線 22500 | |
| H線 | 留置線 11034 | |
| #1線 | 留置線・列車検査場 182062 | |
| #2線 | 留置線・一か月検査場 176603 | |
| #3線 | 留置線 146332 | |
| #4線 | 留置線 131203 | |
| #5線 | 留置線 110617 | |
| #6線 | 留置線 108454 | |
| #7線 | 留置線 179556 | |
| #8線 | 留置線 415391 | |
| #9線 | 留置線 159895 | |
| #10線 | 留置線 119920 | |
| #11線 | 留置線 120000 | |
| #12線 | 留置線 124000 | |
| #13線 | 留置線 120000 | |
| 昭和島車両区留置線一覧 双方向扇形による軌道配置が特徴。 |
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| 分岐器名 | 構造・延長 | |
| 45P | 2差 27000 | |
| 49P | 3差 45160 | |
| 52P | 3差 27000 | |
| 53P | 3差 27000 | |
| 54P | 2差 18000 | |
| 55P | 3差 27000 | |
| 56P | 5差 44000 東ターミナル延伸時に増設されたのも。 |
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| 保守基地の路線配置と番線名および番線用途 | ||
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| 番線 | 延長 | |
| C線 | 167456 | |
| #1線 | 34900 | |
| #2線 | 25000 | |
| #3線 | 60000 | |
| #4線 | 25980 | |
| トラバーサ(北) | 12000 | |