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沖縄都市モノレール(ゆいレール)
-Okinawa Monorail (YUIRAIL)-
Straddle-beam monorail (ALWEG) system , Hitachi
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社名 |
沖縄都市モノレール |
路線名 |
沖縄都市モノレール線 |
営業距離数 |
12.9km |
駅数 |
15 |
開業年月日 |
平成15年8月10日 |
基地付属駅 |
那覇空港駅 |
複・単線 |
複線 |
モノレール方式 |
跨座式モノレール(日本跨座式)
日立製作所 中型(軌道寸法:800mm×1400mm)
図.モノレールの規格一覧
左段:海外マニュファクチャラー
右段:日本マニュファクチャラー |
1000型
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車 両 |
定員:165名 (83名/1100型(Mc1)、82名/1200型(Mc2))
2車両固定編成、定員165人
運転:方式 ワンマン手動運転
車種:2軸ボギー電動制御客車
電源方式:直流1500V
制御方式:VVVFインバータ制御
最高運転速度:約65km/hr
最大登坂能力:60‰
駆動方式:2段減速直直角駆動方式
信号方式:車内信号方式
運転保安装置:ATC
最大寸法
長さ (連結面間) 14.70m
幅 2.98m
高さ (全高) 5.10m
(軌道面上)3.735m
ゆいレールの導入に際し新造された沖縄都市モノレール専用車両
基本2両固定編成とし、那覇空港駅寄りが1100型、首里駅寄りが1200型となっている。
カラーリング案/ゆいレール展示館
2001年に第一編成が完成し、那覇空港(車両基地付属(最寄)駅)〜小禄(おろく)駅間での試運転を開始する。
開業までに12編成24両が運用編成に就いている。 |
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ゆいレール
2003年8月10日、沖縄県那覇市に沖縄都市モノレール、通称ゆいレールが開業しました。
ゆいレールは那覇市内を横断する全長12.9kmの日本跨座式モノレールです。
那覇市内西部は那覇空港を起点に、市内中心部を横断、北東部の首里駅までを結びます。
ゆいレール展示館展示
沖縄県は、この沖縄都市ものレールが開業する平成15年度まで「鉄道のない唯一の県」として知られていました。
沖縄では戦前まで、路面電車や県営の軽便鉄道が運行していましたが、路面電車は乗合バスの発展によって廃止となり、軽便鉄道も太平洋戦争の沖縄戦により破壊されていまいます。
終戦後、米軍統治下に置かれた沖縄では道路網の整備が中心となり現在に至ったため、起動系交通が復活する事はありませんでした。
1970年代、沖縄本島でも経済活動が活発になり、特に那覇市等で人口や産業が集中するようになりました。
上述した理由より起動系交通機関が無かった沖縄では、道路交通の渋滞がひどく、その対策として新たな起動系交通の新設が計画されるようになりました。
これが後の「沖縄都市モノレール」です。
1972年、沖縄が本土復帰を果たすと、国は沖縄の振興開発を推進するため新全国総合開発計画の一部を改正し、沖縄県に対する特別措置として沖縄振興開発計画を策定します。
そのなかで、那覇市をはじめとした沖縄本島中南部地域に新たな起動系公共交通システムを導入する事が盛り込まれ、沖縄開発庁と沖縄県および那覇市の三者は起動系公共交通システムの導入にかんする調査を実施します。
同時期(1972年)、都市モノレールの整備の促進に関する法律(都市モノレール法)が制定され、全国的に都市モノレールの整備の機運が高まっていたことも後押しし、沖縄都市モノレールは建設への道へと進んでいきます。
1982年、第三セクター「沖縄都市モノレール株式会社」が設立され軌道事業特許を申請する。
1996年、軌道事業が特許され軌道工事が着手される。
2002年、全線での試運転を開始する。
2003年8月、沖縄都市モノレール開業
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ゆいレール(沖縄都市モノレール) 探訪
2014/11月
2014年11月沖縄は那覇市、沖縄都市モノレールを探訪しました。
沖縄都市モノレールは、沖縄の玄関口である那覇空港駅と首里駅間12.9kmを結ぶ現状では沖縄唯一の鉄道路線です。
国内の日本跨座式では初の2両固定編成で、とても愛くるしい外観です。
本サイトでは『ゆいレール』と記載しておりますが、これは愛称であり、正しくは沖縄都市モノレールとなります。
この愛称である「ゆいレール」ですが、「ゆい」は琉球の言葉、「ゆいまーる」を由来とし、助け合いを意味します。
延伸区間である首里駅からてだこ浦西(IC)駅までの工事も始まり、2019年3月に開通する予定となっています。
那覇市首里汀良町〜浦添市前田(建設・延長距離4.1km)
那覇空港着〜牧志駅へ向かいました。
(牧志駅近くにホテルをとっていたため)
***牧志駅着***
さすが沖縄です。牧志駅改札でシーサーがお出迎え
ゆいレール到着
車両は2両編成で定員165名
基本色の車両では、赤のラインは首里城の本朱塗りをイメージしているそうです。
また、黒およびグレーへ変化するラインは、車体を軽く、長く見せるためのものだそうです。
ゆいレール1000形(那覇空港駅 ポイント付近)
ゆいレール1000形(那覇空港駅 ポイント付近)
1000形側面ロゴ
那覇空港駅を出発する1000形
ゆいレール1000形 全面風景および運転台
車内台車格納部床面
那覇空港駅側車止め
那覇空港駅改札口
ここでもシーサー達が改札口を見守っています。
***首里駅***
首里駅を後にする ゆいレール1000形
首里駅ポイント(地上より)
首里駅側車止め この先では工事が進んでいます。(次回追記予定)
今後「ゆいレール展示室」について、追記予定です。
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