多摩モノレール箱根ヶ崎延伸は「いつ?」 | mjwsが開業年月日を勝手に予想
さて、多摩モノレールには箱根ヶ崎延伸という構想ルートが存在し、現状最も実現に近い延伸路線として期待が寄せられています。
ただし、いずれの延伸に関連する事項も未だ決定には至っておらず、延伸の時期等は完全に未定であると言えます。
今回、mjws.orgではこれら多摩モノレール箱根ヶ崎延伸ルートについて、仮に延伸開業にこぎ着けたら、という「タラレバ」をテーマに開業年月日を勝手に予想しました。
※多摩モノレール箱根ヶ崎延伸は2017年4月現在、決定していません。
1.多摩モノレール上北台〜箱根ヶ崎延伸における予想開業年月日
新青梅街道拡幅工事の完工後を多摩モノレール延伸事業の開始点とした場合の算出結果を下表に示します。
予想結果:多摩モノレール上北台〜箱根ヶ崎延伸における予想開業年月日は、最短で2034年頃。
2.算出方法の詳細
仮に新青梅街道の拡幅工事と多摩モノレール箱根ヶ崎延伸整備事業が平行して進められた場合、上述した予想開業年月日は大幅に短縮される事となります。上北台〜箱根ヶ崎6.7kmの延伸区間長では、過去のモノレール路線建設の実績から、特許取得から開業に至るまで7.4年程度、これに至る設計・アセス・都市計画決定等少なくとも3年程度、全工期10年強程度が必要であると考えられます。つまり、来年(2018年)延伸が決定したとしても、最短での開業年月日は2028年頃という予想(算出)結果となります。
答申ではベースとなる都市計画道路の整備が課題と位置付けており、基本的には新青梅街道の拡幅(事業)の整備が前提となると考えられます。
このため、多摩モノレール箱根ヶ崎延伸事業の開始点を新青梅街道再遅完工区間の完工年2022年3月と設定しました。
なお、多摩モノレール(箱根ヶ崎延伸部含む)は、日本跨座式(日立製作所製)による整備事業となる事がほぼ確実である事から、算出には日本跨座式を採用したモノレール路線をターゲットとし、開業および開業年月日の予定日が設定されている各モノレール路線をランダムに選定しました。
算出に用いた路線の中に、日本跨座式の大中型を採用する「ゆいレール:首里からてだこ浦西延伸事業」が含まれていますが(他の路線は日本跨座式の大型)、最も直近のモノレール整備事業である事から今回算出値としてファクターに含める事としました。
3.結論 多摩モノレール箱根ヶ崎延伸 開業年月日は「いつ?」
新青梅街道拡幅工事の完工を待ち、かつ最短での開業年月日:2034年頃〜
来年(2018年)に延伸事業が決定し、かつ最短での開業年月日:2028年頃〜
以上 |