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-2016年度-

モノレールニュース海外編 プトラジャヤ・モノレール、建設計画復活 | 2021年MRT路線開業に合わせ
2016.09.29/mjws



プトラジャヤ・モノレール、建設計画復活 | 2021年MRT2路線開業に合わせ

MMC株式会社 berhad 社 (MMC)はこのほど、プトラジャヤ・モノレールプロジェクトに関する提案を経済評議会(EC)に提出した。
2004年度に連邦予算の兼ね合いで凍結状態となっていたプトラジャヤ・モノレールプロジェクトを再起させ開業させる。

提案が承認された場合、MRT2号線の竣工2021年までに完工させる見込み。
プトラジャヤ・モノレールは、マレーシア国内で誕生したScomiエンジニアリング社製モノレールシステムを採用。
プロジェクトでは、既に建設が進められている地下部4kmおよび地上部9kmのモノレールインフラを使用する。

代表的な完工インフラとして、プトラジャヤ・セントラル駅にはモノレール駅舎および軌道が84mに渡って建設されている他、
同駅南東部にはプトラジャヤ・モノレール用のモノレール橋であるモノレールサスペンションブリッジが設置されている。
モノレールは段階的に13.6km(18駅)およびそれに接続する6.8km(7駅)の線が計画される。

2004年の建設凍結から10年以上が経過し、未成線として放置されていたモノレール構造物が活躍する可能性がここにきて出てきた。
2016年初頭には、プトラジャヤモノレールの代替案としてトラム(路面電車)の導入検討が進められるなど、建設の再開は難しい状況だった。

プトラジャヤモノレールが採用するScomiモノレール
KLモノレール(マレーシア)
プトラジャヤ・モノレールも同型のモノレールシステムを採用する。
サイト内関連項目
モノレール海外編
プトラジャヤモノレール

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モノレール・ジャパン田村拓丸 記事編集者:田村拓丸 Takumaru Tamura
MJWS代表 ・ 編集室 デスク (Representative・Assistant editor)
モノレール運行会社との情報交換を基に、コミュニティ向けの講演を実施。モノレール関連記事の執筆や校正、デザイン画の構成・作成、モノレールインフラの維持発展を目指した多岐にわたる活動を展開。