モノレールに関するトピックス・ニュース
-2017年度-
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大阪モノレール新型車両導入へ | 9編成2018年から
出典:大阪モノレール中期経営計画2017-2021(大阪モノレール公式)
http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/company/pdf/plan2017-2021.pdf
1.大阪モノレール新型車両導入へ
大阪モノレールでは、大阪モノレール中期経営計画2017-2021を公表。
この中で、既存車両の改造のほか、新型車両の導入計画を公表した。
2018年より導入を開始し、2021年までの間に全9編成が新型車両として新たに更新または増備される計画。
新型車両ではエクステリアデザインの変更以外に、車内配置および快適性向上(優先座席部の明確化、腰掛部の拡大、冷房機能の強化等)が変更点として挙げられている。
これまでの車体のエクステリアデザインは、アルミ車体にウルトラマリンブルーのラインを施したものがベースとなっていた。
今回のイメージパースでは、白色をベースとして車両前面はブラック、前面から車体側面上部両サイドへは、ウルトラマリンブルーのラインが施されたものとなっている。
(※ウルトラマリンブルーは同社のイメージカラー)
新型車両の導入スケジュールは以下の通り。
2018年 新型車両1編成
2019年 新型車両3編成
2020年 新型車両2編成
2021年 新型車両3編成
計 9編成
新型車両の更新計画では、8編成が更新用、1編成が増備用として示されている。
なお、同資料内において新型車両の型式は明示されていない。
国内のモノレール営業路線へ新型車両が導入されるのは、2014年7月に営業運行へ導入が開始された東京モノレール(浜松町〜羽田空港)の10000形以来の事となる。
大阪モノレール新型車両
出典:大阪モノレール中期経営計画2017-2021(大阪モノレール公式)
http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/company/pdf/plan2017-2021.pdf
大阪モノレール新型車両の車内
出典:大阪モノレール中期経営計画2017-2021(大阪モノレール公式)
http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/company/pdf/plan2017-2021.pdf
2.型式
大阪モノレールでは現在、1000系および2000系が営業運行用車両として使用されている。
同新型車両の型式に3000(系)が当てられた場合、日本国内では初の3000番型式のモノレール車両となる。
(海外では、韓国・大邸の大邸メトロ3号線(モノレール)に、3000番(系)が使用されている。)
3.大阪モノレール1000系の更新
大阪モノレールでは、開業初期より活躍する1000系が30年目を迎えようとしており、これらの初期ロット編成の更新が今後随時行われていくものと推定される。
現在運用に就く1000系の製造導入時期は以下の通りとなっている。
1000系 01〜06編成 1989年
1000系 31編成 1993年
1000系 32編成 1995年
1000系 21〜24編成 1997年
1000系 25編成 1998年
今回導入が公表された更新用8編成が全て初期ロット(から)の1000系と置き換えられると仮定した場合、1000系01〜06、31〜32編成が大阪モノレールでは初の廃車となる可能性がある。
大阪モノレールでは、2016年に既存終点である門真市から瓜生堂までの9kmの延伸が決定(2029年開業予定)しており、延伸時の増備車両としても今回の新型車量が採用されると推定される。
4.その他のトピックス
なお資料中には、新型車量の他にも新たなトピックスとして、・可動式ホームドアの設置、・既存車両の改造(ATC更新、非常用脱出シューター搭載)、・瓜生堂延伸事業推進についても盛り込まれた。
既存車両の改造(ATC更新、非常用脱出シューター搭載)についてのスケジュールは以下の通り。
2017年 5編成
2018年 5編成
2019年 1編成
2020年 1編成
2021年 1編成
計画通りにいけば2018年に、大阪モノレール万博車両基地に新型車両がお目見えする事となる。
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