「門真市以南延伸」大阪モノレール公式資料に登場 | 中期経営計画2017-2021公表
大阪モノレールでは、時期経営計画となる大阪モノレール中期経営計画2017-2021を公表。
2016年、大阪府が決定した門真市以南のモノレール延伸決定を受けて、門真市以南延伸事業の推進が計画に盛り込まれた。
モノレール事業者(大阪モノレール社)としての公式な公開資料で、門真市以南への延伸が具体的に示されるのは初。
「大阪モノレール中期経営計画2017-2021」では、中期経営計画策定時から事業環境が大きく変化した事に触れ、事業化が決定された門真市以南延伸について、大阪府域の公共交通ネットワークの拡充に向け南進事業を推進する事を明記した。
・門真市以南延伸事業の円滑な推進。
・2029年度の門真市-瓜生堂(仮称)間開業に向け、人材獲得と育成に取り組む。
さらに同社では上記に合わせ、本年度より新たに「南進推進室」を設置した。
今回、大阪モノレール中期経営計画2017-2021資料全16ページにおいて、「門真市以南延伸」に関連する単語は実に10回登場した。
大阪モノレール門真市駅軌道末端部の現在の様子 |
大阪モノレール門真市駅軌道末端部 |
大阪モノレール東大阪駅設置予定位置 |
大阪モノレール瓜生堂駅設置予定位置 |
大阪モノレールの門真市以南延伸事業は、既存終点である大阪モノレール線(本線)門真市駅から南下し、鴻池新田〜荒本〜瓜生堂までを結ぶ延長9qの延伸部を指す。
2004年に交通審議会答申8号に位置づけられ、2012年に門真市以南の延伸事業検討を開始、昨年2016年には大阪府によって正式に事業化が決定された。
2017年度は、測量・環境影響調査を実施し、工事開始は2019年、延伸部の営業開業は2029年を予定している。
今後順次、基本設計、軌道法特許取得、工事認可取得、工事着手へと段階が進められる。
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