東京都、2020年度東京都予算案発表 | 多摩モノレール延伸関連費用新規計上
東京都小池知事は1月24日、2020年度の東京都予算案を発表した。
予算規模は3年連続となる7兆円超えとなったものの、都債残高は、4兆7875億円と8年連続の減少となった。
本年度予算案には新たに、多摩モノレール延伸関連も新規計上された。これは、兼ねてより延伸計画のあった、多摩モノレール上北台〜箱根ヶ崎、多摩センター〜町田、多摩センター〜八王子のうち、武蔵村山市、瑞穂町への延伸を区域とする上北台〜箱根ヶ崎延伸ルートに関するもの。「多摩都市モノレールの整備(1億円)」として、現地調査および基本設計などに当てられる。
これに対し、延伸計画に意欲的だった武蔵村山市 長は以下の様にコメントした。
“令和2年度の東京都予算案において、箱根ケ崎方面の「多摩都市モノレールの整備」として新規に 1 億円が計上されました。
知事からは「箱根ケ崎延伸の事業化に向け一歩踏み出す」との発言があったほか、基本設計等具体的な検討に着手することなどから、7 万 2 千市民の長年の悲願であるモノレール延伸の実現に向けた大きな前進だと捉えております。
今後、まずはこうした検討を着実に進めていただき、早期の事業化を期待しております。
市としても、引き続き、延伸を契機とした沿線のまちづくりにしっかりと取り組んで参ります。“
新年度予算案は、今後2月に開始される都議会で審議される。
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