ディズニーランド Disneyland (California) straddle-beam Monorail(Disney-ALWEG)system |
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photo by HarshLight |
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1.ディズニーランドモノレール 1959年6月14日開業 全長3.7km 1路線2駅 速度 48 km/h 運用車両 ディズニーアルウェーグ型(MarkⅠ~Ⅲ、ⅤおよびⅦ(現在)) (レッド、ブルーおよびオレンジの車両が運用中) 2.概要 アメリカ・カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾート(DLR)内を走るモノレール路線。 ダウンタウンディズニー駅~トゥモローランド駅間を3.7kmで結びます。 ディズニーランドのモノレールは、世界初のアルウェーグ式モノレール路線として周知されています。 今日、日本国内にも広く普及しているアルウェーグ式モノレールですが、実はその始まりがこのディズニーランドのモノレールである事までは知られていません。 「アルウェーグ (ALWEG)」とは、アルウェーグ式モノレールの創設者であるアクセルレナートウェナーグレン博士の頭文字から取られています。 彼は第二次世界大戦後、モノレールシステムの開発事業を手掛けました。 西ドイツのケルン市郊外「Fuehlingen」にモノレール試験線を設け(1957年7月)、世界へ向けコマーシャルを行いました。 これらのモノレールシステムは当時、ディズニーランド内への移動設備を模索していたウォルトディズニーの目に留まる事となります。 翌1958年、ウォルトディズニーとアルウェーグ社は共同で、ディズニーランド導入用のモノレールを試作、1959年6月14日に小スケールでのモノレールシステム、ディズニーランドモノレールが開業する事となりました。 アルウェーグ社はその後もモノレールのコマーシャル活動を続け、日本国内へは後に帝国ホテル犬丸社長、日立製作所、名古屋鉄道の手によって、名古屋鉄道犬山遊園線としてアルウェーグ式モノレールが導入される事となりました。 犬山遊園線ではアルウェーグ式モノレールの試験データが多岐に渡り取得されました。 日本グループはその後、新橋~羽田空港間における軌道系交通機関にこのアルウェーグ式モノレールの導入を決め、現在の東京モノレールとして開業させる事となります。
サイト内関連リンク: ・ウォルトディズニーワールドモノレール(フロリダ) |