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Salvador
/Brazil(República Federativa do Brasil)
Straddle-beam monorail (BYD Skyrail) system , BYD
サルヴァドール/ブラジル 

【新規】
プロジェクト運営  :SKYRAIL BAHIR
マニュファクチャラー:BYD
モノレールシステム :BYD Skyrail
建設開始      :2018年-2020年(第一期)
開業予定      :2021年
総延長       :19.9km
開業区間      :未開業(駅) 2018年契約締結

1.サルヴァドールモノレール
2018年5月に、ブラジルサルヴァドールと中国のモノレールマニュファクチャラーBYDとの間で建設事業の締結が行われたモノレール路線。サルヴァドールでは史上初の跨座式モノレール建設計画。

 建設は第一および第二フェーズに分け実施される。第一フェーズについては、2018年第四半期より建設を開始し、2020年に完工、2021年に運行を開始する予定。
 今回建設されるのは全長19.9km(12マイル)のルートで、同社が自主開発を進めるSKYRAIL(BYDモノレールシステム)により行われる。多くは沿岸部を通るルートで、一部には都心のサルヴァドールとセント・ジョン島を海上で繋ぐ区間も存在する。
 敷設ルートには80m/0.4kmの登坂が要求される区間や、既存住宅街の立ち退きを最小限に抑制する目的で急カーブが要求される区間が存在。これら課題を解決できる交通機関としてBYDのモノレールが採用された。
 サルヴァドールモノレールは、既存の地下鉄路線と接続する事で380万人にも上る利用客をシームレスに目的地まで運ぶ事が期待されています。

2.BYD社契約締結
中国のBYD社は2月13日、サルバドールの商業地区とサンジョアン、シムエスフィリョを結ぶモノレールプロジェクトの契約をブラジルのバイーア州知事と結んだ。契約金額は、Reais 153.3bn(4億7,700万ドル)。プロジェクトは6か月以内に開始される予定。オレンジラインの延長は19.2 kmでバイロドコメルシオとサンジョアン島とを計21駅で結ぶ。

同路線では、28台 4両編成のBYD SkyRailを投入する予定で、23台がオレンジライン、2台がグリーンライン、3台が予備役として運用される計画となっている。モノレールは最高速度が90 km/hrで設計され、運行速度は80 km / hで、編成あたり最大600人の乗客を運ぶ事が可能。路線は2021年半ばまでにサービスを開始する予定で、両ラインの運航は2022年半ばが見込まれている。


モノレールプロジェクトの路線図 (c)SKYRAIL BAHIR


SKYRAIL BAHIRで導入される計画のBYD社Skyrail、画像はブラジル サンパウロメトロ17号線向け車両。
(c)Companhia do Metropolitano de São Paulo(CMSP) (c)BYD

 
 
Credit. BYD COMPANY LIMITED.
 
Credit. BYD COMPANY LIMITED.


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