英語: Sentosa Express |
|||||
(c)Shutterstock.com |
|||||
社名 | SDC:セントーサ・デベロップメント・コーポレーション | ||||
路線名 | セントーサエキスプレス | ||||
開業年月日 | 2007年1月15日 開業(ウォーターフロント駅を除く全駅) 2010年2月1日 ウォーターフロント駅開業 |
||||
営業距離 | 2.1km | ||||
駅数 | 4駅 | ||||
複・単線 | 複線 | ||||
モノレール 方式- |
跨座式:日立製作所 小型(軌道寸法:700mm×1300mm) Hitachi Small Type (日立アジア)/Hitachi Asia Ltd.
|
||||
路線 概要---------- |
1.セントーサ・エキスプレス セントーサ・エキスプレスは、シンガポール本島の南部に位置するセントーサ島において、2007年1月に開業した日立ALWEG小型タイプの跨座式モノレールです。 施設(信号システム、変電設備、運行システム、分岐器を始めとする主要設備)、システムおよび車両(12両6編成)のほとんどを、日立製作所のアジア地域統括会社であるHitachi Asia Ltd.によって納入されました。 セントーサ島はシンガポールを代表する観光地の一つとなっており、本島とセントーサ島を結ぶセントーサエキスプレスは、島内外の観光客の移動手段や景観を楽しむ観光列車として今日まで重要な役割を担っています。 2010年には、シンガポール初となるカジノや複合リゾート施設がセントーサ島に開設されるなど、島を訪れる観光客数は増加の一途をたどっています。 なお、島内の駅には改札が存在せず、無料で乗車する事ができます。 2.日立ALWEG小型タイプ(モノレール) 日立ALWEG小型タイプは、日立製作所が小~中規模都市における輸送ニーズ対応すべく開発した、小型のモノレールシステム。商品パッケージとして「SMARTRUN」という名称でも広く周知されています。 大都市向けの大型や標準型に対し、モノレールシステムのスリム化による大幅なコストダウンが図られています。
施設および車両サイズの小型化によるコストダウンだけでなく、車両間台車によって連接構造とし、台車数の削減ならびに軽量化を図っています。 参考として、下記に日立ALWEGモノレールのタイプ別構成表を示します。(参考:日立製作所HP) セントーサ・エキスプレスでは日立小型をベースとするものの、需要に合わせた若干の仕様変更が行われています。 小型化による定員数への影響を抑えるため、通勤ピーク時には座席を折り畳む機能を付加し、これらの問題に対する対策が図られています。 |
||||
車両 | 車種: 2軸ボギー制御電動連接客車 型式: Mc1-Tc2(1M1T)連接型2両固定編成 全編成:日立製作所製 計6編成(12両) 2005~2006年製造:4編成 2009年:増備 2編成 車体:全アルミニウム合金製溶接構造 台車:鋼鈑溶接構造2軸ボギーボルスタレス台車 走行輪 φ945mm 水平輪φ730mm 列車数: 4編成(8両) 列車長: 25.06m/編成 定員: 124名(座席30名、立席94名)(0.3m2/人) 満員: 184名(0.2m2/人) 車両寸法:11,830mm×幅2,710mm×高さ4,805mm(軌道面上3,450mm) 列車重量:Mc1 19.6t,Mc2 18.2t 軸重: 8.55t 駆動方式:2段減速直角駆動方式、減速比6.55 主電動機:三相かご形誘導電動機、75kW×4台/編成 制御装置:回生ブレーキ付きVVVFインバータ制御装置 ブレーキ装置:電気指令式電磁直通空気ブレーキ 回生ブレーキ併用、応荷重装置付き、ATP連動 加速度:3.5km/h/s(減速度4.0km/h/s(常用最大)・4.5km/h/s(非常)) 最高速度:50km/h(設計最高速度80km/h) 最高登坂能力:60‰ 最小曲線半径:35m |
||||
セントーサエキスプレス (c)BonusPhoto-stock.adobe |
|||||
路線 | 全4駅 Station 1: Sentosa(セントーサ) Station 2: Waterfront(ウォーターフロント) Station 3: Imbiah(インビア) Station 4: Beach(ビーチ)
|
||||
軌道桁 標準長 20m 断面 w700mm×h1,300mm PC軌道桁 199本(直線桁89本,曲線桁110本) RC軌道桁 18本(現場打) 最小曲線半径 35m 走行面仕上げ ブラシ仕上 支柱 標準高 7.0m 数量 119基 |
|||||
|
スポンサードリンク