TR Tamura Railway

庭園鉄道のモノレール版を作るお話



当時は交通科学館に通い、ミニSLのお手伝い(したり、遊んだり)をしていました。
そのうちに段々と、ミニSLのモノレール版を作りたいと思うようになりました。
その構想と現実が一体となったなれのはてが、この足こぎモノレール。


始めは木の板にゴム車輪を付けただけの張りぼてでしたが、
年齢が進むにつれて、モノレールの構造自体も現実的な物に変化していきました。
画像は製作を始めた初期の頃の物しかありませんが、
以下に紹介させていただきます。


初代足こぎモノレール

試作車100番
レール幅 100mm
レール種類 コンクリートブロック
レール延長 6m(東側試作ブロック)







(10年前の管理人:写真中央)
小学生4年〜6年生時、鉄道好の友人、からやんとK君との共同制作。
この時3人(+父上)で製作した木造モノレール。
当時はそれぞれお金もなく、毎月のお小遣いを殆どつぎ込み製作した思い出の車両、小学生にとっては意外と高額なタイヤ各種。金属部品を使用しなかったので劣化、傷みも激しく半年後に解体。部品は後の試作台車300番に使用、最後は木が腐り2年の寿命と終わりました。

試作台車300番
レール幅 260mm
レール種類 コンクリートブロック
レール延長 8m(西側試作ブロック)
100番車両製作当時、ドリル等の電動工具や金属部品も使用していなかったため、案内輪、安定輪を取り付けていた安定板の強度不足を補うすべがなく、走行車輪をサイドに取り付け、安定輪のみで案内する台車の製作に取り組んだ。実際でいうとこのT式に似ているかもしれませんが。

試作台車300B番
レール幅 210mm
レール種類 コンクリートブロック
試作機構 トラバーサ
レール延長 11m(西側試作ブロック)






旧台車を構造だけモノレールちっくにしたもの

形式500番
レール幅 100mm
レール種類 コンクリートブロック、スチール軌道
試作機構 2軸台車
レール延長 16m(西側〜南側試作ブロック)
やっと見られるようにまで扱ぎつけた500番車両、2軸台車によるある程度のスムースな走行が実現しベランダの用具、荷物運びに貢献した。後を追って完成した客車車両にはほぼオールスチールの鉄製台車が組み込まれ、耐久性も確認された。だが残念な事に、この時期から自分を含む鉄道小僧3人は高校受験シーズンに突入、半年以上放置されることになった500番モノレールは着座木製部分、タイヤのゴム部品等の劣化が著しい事から腐食し解体する事になりました。


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