小型モノレール(小型-国内編)
1.小型モノレール 本項では国内外において「小型」と称される、または分類されるモノレールについて紹介します。 モノレールというシステム全体を見渡した場合、この「小型」という言葉の定義はとても曖昧で、旅客輸送という面に据え置いても、その容量は大中小多岐に渡ります。 そこで、ここでは日立製作所が提案する小型のアルウェーグモノレールシステム「SMARTRUN」をベースとして、旅客容量が同システムにおける4両編成を基準とした場合の194名程度以下〜最小スケールのモノレールについて紹介させていただきます。 各国のマニュファクチャラーにおいては、システム上4両編成を設けていない製品およびパッケージもございますので、上述した基準はあくまでも仮値として示してございます。
|
||||||||||||||
2.マニュファクチャラー別における小型モノレールシステムの一覧 2-1.小型モノレールメーカー概要 2-1-2.日立製作所(SMARTRUN)モノレールシステムマニュファクチャラーとして世界のトップを走り続ける日立製作所。この日立製作所が新たな小中輸送規模向けに提案するのが、同社のモノレールシステムにおいて小型と位置づけられるアルウェーグモノレールシステムの「SMARTRUN」。 現在運行している路線としては、シンガポールは本島とセントーサ島とを結ぶセントーサエクスプレスが存在します。 日立製作所は長年、国内外における中量輸送規模需要に対応した大型および中型のモノレールシステムを手掛けてきました。しかしながら、大型や中型の日立アルウェーグ式モノレールでは、導入を検討する国および地域によっては、旅客需要に対して容量が過剰すぎる場合もありました。そこで、それら小中規模向けに考え出されたのが、この小型モノレールシステムというわけです。 ●Hitachi「SMARTRUN」運行路線 Sentosa Express Sentosa/Singapore 2-1-3.INTAMIN2-1-4.VONROLL現在は廃止および撤去されてしまったものの、オーストラリアはシドニーで長く運行を続けていた小型モノレールといえば知る人も多いモノレールシステム。(読:VONROLL=フォンロール)
●Von Roll運行路線 2-1-5.宇進産電(Woojin)
2-1-6.嘉穂製作所
2-1-7.その他:みかん山モノレールみかん生産農家が使用するいわゆる「みかん山モノレール」は、その名の通りみかん等の農作物を運搬するために開発された傾斜地登坂用のモノレール。基本的にはレール下部に設けられたラックを噛む事で超傾斜地を登坂できる能力を有した小型輸送農機を指します。一部では貨車部分を人員輸送貨車に換装した観光輸送用としてこのシステムを用いている場合もあります。2-2.各小型モノレールメーカー詳細 |
||||||||||||||
3.路線別概要紹介以下に小型モノレールに分類されるモノレールシステムを用いる運行会社を紹介します。
|
- mjws.org サイトトップへ戻る -
上部にリンクインデックスが表示されない場合はお手数ですが、
こちら をクリックして下さい。