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工作車は軌道設備および電線路等の保守点検作業、車両検修時の車両牽引に使用し、バッテリーで軌道を自走する構造となっている。

 工作車202 諸元表
1.寸法
全長(連結器除く) 6950mm
全幅 2957mm
全高 4572mm
高さ(軌上面より) 3132mm

2.質量
自重 14300kg

3.牽引力
最大積載重量 1200kg
定格(電流値170A時) 860kg
最大(限流値440A時) 2800kg
・車両4両(110ton)を牽引して平坦で走行可能
・工作車(15.5ton)を牽引して上り勾配40‰で走行可能 

4.速度
単独走行(平坦高速時) 27km/h
車両4両110tonを牽引(50mR平坦時) 10km/h
単独走行(平坦低速時)4km/h
許容最高 32km/h

5.車輪
走行輪 880mm ニューマチック型クッションタイヤ 
案内輪 536mm ニューマチック型クッションタイヤ 
安定輪 315mm ソリッド
固定軸距(2軸)4400mm
6.主電動機出力 20kw*2

7.動力伝達方式
スパイラルベベルギアーおよびピニオンによる二段減速方式

8.制動方式
サイリスタチョッパ制御による速度制御方式

9.制御方式
常用油圧ディスクブレーキ
抑速用回生ブレーキ
駐車用電磁ブレーキ

10.作業台
軌道桁両側面用、油圧昇降式(昇降工程1m)2箇所
軌道桁上面用、片妻部固定式2箇所

11.バッテリー
型式 ファイバークラッド式
型式名(鉛電池)VCI-7C
容量(5時間率放電)476AH
個数 24個入鉄箱×4箱 96個
電圧 192V

12.その他装備
発電機、照明設備、充電器、その他 

北九州モノレール工作車202号





 

工作車202号 深夜保守作業画像集 
 
2016.03.15

2016.03.15
 
2016.03.15
 
2016.03.15
 
延伸工事に伴い、(新)小倉駅付近で日中に作業を行う工作車201
 
延伸工事に伴い、(新)小倉駅付近で日中に作業を行う工作車201


工作車 202(北九州モノレール)
工作車車庫より、トラバーサにて本線へ移動

工作車 202(北九州モノレール)

工作車 202(北九州モノレール)
企救丘基地内を行く工作車 202号

工作車 202(北九州モノレール) 501
工作車202号(北九州モノレール) 守恒駅付近(上り線は501)

工作車 202(北九州モノレール) 志井駅
志井駅通過中 工作車202号

工作車 202(北九州モノレール) 徳力嵐山口
志井〜徳力嵐山口間 工作車 202号

工作車 202(北九州モノレール) 守恒

工作車 202(北九州モノレール) 守恒

工作車 202(北九州モノレール)

工作車 202(北九州モノレール)



【2018.11.28 工作車202解体】

2018.11.28 北九州モノレール小倉線開業以来、長きに渡り同線の保守活動を担ってきた工作車202。
2018年3月に導入された新型工作車601とバトンタッチする形で、その任を解かれ解体されました。

(c)KM
GLに降ろされた北九州モノレール工作車202

(c)KM
前部架台(前部側面作業台)が解体されていきます。

(c)KM
上物と下部架台が分離されました。

(c)KM
上物の解体の状況

(c)KM
上物が上下に2分割されました。

(c)KM
解体された各部はトレーラーに積載され、企救丘車両基地を後にします。これまでお疲れさまでした。



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