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2017年11月の深夜、試験のため北九州モノレール1101Fが営業線へ出場した。
北九州モノレール1101Fが営業運用から離脱しておよそ18ヶ月目の事となった。
北九州モノレール企救丘車両基地。 時刻は23時過ぎ。 普段であれば消灯している検車棟に光が灯る。 営業運行が終了した深夜24時過ぎ、静かに検査庫の車両扉が開く。 そこには営業運用を離脱した1101Fの姿があった。 |
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通常は屋外線へ振られている分岐器が、中線へ切り替えられた。 今夜はとある試験のため、1101Fが本線へ出場する。 何度かホーンが鳴り、1101Fが静かに滑り出した。 |
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車内にはいくつかの機器が積載される。 1101Fは、車両基地内の車庫線外周を周り、一路営業線へ向かった。 |
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基地内を行く1101F |
本線へ向かう1101F |
企救丘駅に停車中の1101F試験運転車両 通常ワンマン表示がおかれる標識位置に『試運転』の文字が見える。 |
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時刻は25時手前、いよいよ試験運転が開始された。 | |
競馬場〜北方駅間を行く1101F試験運転車両 (25時07分頃) |
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小倉駅でおり返す1101F試験運転車両 撮影時刻はおよそ25時19分 通行人の中には不思議そうに見つめる方もちらほら・・。 この時期になるとこの時間でも十分に冷えます。 お体十分にご自愛下さい。 |
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試験運転車両が小倉を出ます。 折り返し後は企救丘駅へ向かいます。 |
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平和通駅に停車する1101F この後、撮影陣も企救丘駅へ向かった |
企救丘駅に停車中の1101F 1RUN目が終了し、引き続き再度小倉駅へ向かう。 (25時48分) |
2RUN小倉行では駅間において所々停車する場面が見られた。 残念ながら静止画を記録していないが、撮影で待ち構えていた城野片野間においても途中停車する場面が見られた。 小倉駅まで追いかけて抜く時間はないと判断し、同一場所(片野城野間)で折り返し車両を待ち構える(左下写真)。 |
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26時43分、片野〜城野間 2RUN目折り返し車両が通過。 |
折り返し時においては停車する事無く通過。 駅通過による運行においては、機材車も撮影後追い付くことが出来ないため、徳力嵐山口にて3RUN目を待ち構える事とした。 |
27時09分、志井〜徳力嵐山口間 3RUN小倉方向車両が通過。 |
撮影時は徳力嵐山口駅をスルー。 2RUN目以降は、恐らくその他の駅についても停車していないものと考えられる。上記撮影時と同様、追い付くことは出来ないと判断し、片野駅付近で待ち構える事にした。 |
27時(AM3時)26分、三萩野〜片野間 3RUN目折り返し車両。 徳力嵐山口駅時点からおよそ17分でこの位置に帰ってきた事になる。駅通過を鑑みつつも通常の2倍弱に近い表定速度で走行している事になる。 |
今回の撮影は以上で終了です。 |
最後に、三萩野〜片野駅間にて。 三萩野の下り坂を下っていく試験運転車両1101F。 久々に元気に走る姿を見る事ができ、とても心があったまる夜となりました。 |