東京モノレール浜松町駅2016年12月現在の様子

1.東京モノレール浜松町駅の複線化

当初浜松町駅の移設が計画されていた旧新幹線線路用地とその周辺の様子（写真中央付近）

東京モノレール浜松町駅北口より見た新橋駅側の様子

東京モノレール浜松町駅北口より見た
新橋・東京駅方向

1-2.浜松町駅複線化改良計画

2009年6月、東京モノレールは国土交通省に対し、浜松町駅の2面2線化（複線）改良計画を提出、現状単線として運用する東京モノレール浜松町駅のホームおよび軌道について、文字通り2面2線化（複線）するというものです。
当ページでは対象の東京モノレール浜松町駅について定点撮影を行った資料を掲載しています。

2.これまでの経緯

2-1.JRおよび東京モノレール浜松町駅を取り巻く環境

それまで浜松町駅新駅舎の建設が計画されていた旧新幹線線路用地については、浜松町駅西口周辺開発における、浜松町駅全体改築用地として計画している旨がJR東日本より示されました。
このことで、東京モノレール浜松町駅の複線化計画は、現状(現浜松町駅)位置における改築という形で実施される事が濃厚となりました。

2010年9月には、東京モノレール羽田空港線について、新橋駅または東京駅への延伸を行うための具体的な検討に入ったと報じられました。
東京モノレールが東京駅まで延伸した場合、1,000億円以上が必要であると試算され、新橋駅の場合では駅建設を除く費用は1/3に、工期も早ければ数年程度で完成できるとされました。

2-2..浜松町駅周辺地区土地区画整理事業と浜松町駅の複線化

2016年、「浜松町駅周辺地区土地区画整理事業」が本格的に動き出しました。
世界貿易センタービルディング周辺が一挙に生まれ変わろうとしています。
新設ビルの竣工は２７年度が予定されており、これに合わせて東京モノレール浜松町駅も50数年振りに生まれ変わる事となりました。

Ｂ街区については2015年11月に既に着工済となり、既存建物の解体工事も一部で進められています。
2017年9月には敷地内南側の「Ａ-３棟」新設ビルの本体工事が着手される予定となっています。
その後は、「Ａ-２棟、Ａ-１棟、モノレール棟」の建設工事に移ります。
東京モノレール浜松町駅は文字通り、Ａ街区のモノレール棟に該当します。
モノレール棟の建設工事を含め、全体としての竣工は27年度が予定されています。

当初浜松町駅の移設が計画されていた用地をグラウンドレベルより撮影したもの

左写真周辺の概略図

3.東京モノレール浜松町駅の2016年12月現在の様子（画像集）

3-1.浜松町駅およびプラットホーム部
東京モノレール浜松町駅外観写真複線化されると、モノレール棟は写真位置より左手に拡張される格好となる。モノレール棟の工事自体は2018年1月に着手される計画。	東京モノレール浜松町駅上面写真（世界貿易センタービルより撮影）
東京モノレール浜松町駅ホーム部の様子（現在は単線で運用されている。）	東京モノレール浜松町駅ホーム部の様子
東京モノレール浜松町駅ホーム末端部車止め（東京駅方向）	東京モノレール浜松町駅ホーム末端部車止め（東京駅方向）
東京モノレール浜松町駅ホーム末端部車止め（羽田空港駅方向）	東京モノレール浜松町駅ホーム末端部車止め（東京駅方向）
3-2.ホーム先端部（東京駅側）
東京モノレール浜松町駅東京側壁面（西側）	東京モノレール浜松町駅東京側壁面（東側）
建屋下へ続く螺旋階段入り口	建屋下へ続く螺旋階段入り口を外側から見たもの
3-3.JR浜松町駅（JR新駅舎予定位置側）
東京モノレール浜松町駅の東側の様子	東京モノレール浜松町駅の東側の様子
ペデストリアンデッキ（歩道橋）の現在の様子。	将来、東京モノレール浜松町駅側のペデストリアンデッキと繋がる予定の歩道橋