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-2020年度-


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バンコク モノレール営業車両が製造元よりタイへ搬入


関連項目:ピンクライン イエローライン
2022年に開業が予定されるバンコクのモノレール、イエローラインおよびピンクラインの2路線向けの営業車両が製造を請け負う中国よりタイへ搬入された。
 

ピンクラインは全長34.5km、駅数30で計画されるMRTのモノレール路線。市の北部に位置するミンブリ地区よりノンタブリシビックセンターまでを繋ぎ、主にバンコク北部の旅行需要と通勤需要に対応する事が期待されている。イエローラインは全長30.4km、駅数23で計画される。共に2022年の開業が予定されている。

2路線は国営のタイ高速度交通公社(MRTA)が保有し、運営はノーザン・バンコク・モノレール社(ピンクライン)およびイースタン・バンコク・モノレール社(イエローライン)が担う計画。

採用されるモノレールはボンバルディア・トランスポーテーション(Bombardier Transportation)が提供する跨座型モノレールシステムのINNOVIA Monorail 300 System (CITYFLO 650自動列車制御)。4両編成で、計288両を製造する。全自動運転のモノレールシステムで乗務員は添乗しない。車両の発車停止、ドアの開閉に至るまで全て自動制御となっている。NNOVIA Monorail 300 Systemについては、既にブラジルのサンパウロメトロ15号線で採用実績があるモノレールシステムとなっている。

タイへ搬入されたピンクラインおよびイエローラインの車両
(c)shutterstock

タイへ搬入されたピンクラインの営業車両
(c)shutterstock

ピンクラインの車両室内の様子
(c)shutterstock

イエローラインの車両室内の様子
(c)shutterstock

記事編集者:田村拓丸 Takumaru Tamura
MJWS代表 ・ 編集室 デスク (Representative・Assistant editor)
モノレール運行会社との情報交換を基に、コミュニティ向けの講演を実施。モノレール関連記事の執筆や校正、デザイン画の構成・作成、モノレールインフラの維持発展を目指した多岐にわたる活動を展開。

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