モノレールに関するニュース&トピックス

モノレールに関するニュース
-2020年度-

モノレールニュース国内編

多摩モノレール箱根ヶ崎延伸
委託基本設計業者がトーニチコンサルタントに決定

 

関連項目:多摩モノレール(箱根ヶ崎延伸)
多摩モノレール箱根ヶ崎延伸整備に関連する基本設計業務「モノレール基本設計(2北北−多摩都市モノレール(上北台〜箱根ケ崎))」の委託先がトーニチコンサルタントへ決定した。工事概要は上北台〜箱根ケ崎間の約7kmの延伸区間の基本設計。基本設計共通項目一式、線形基本設計一式、一般軌道部構造物基本設計一式、特殊部構造物予備設計一式、駅舎基本計画一式、駅舎土木構造物予備設計一式、全体図作成一式、施工計画一式、駅位置検討会の運営支援一式、技術検討(委員会)一式、交差点予備検討一式、地下埋設物等移設計画一式。延伸ルートおよび構造物、駅舎などの基本仕様設計・図面作成・施工計画等を行う。工期は2022年1月14日迄となっている。

多摩モノレール (c)mjws

上北台駅より箱根ヶ崎(写真左手)への延伸が計画される。

多摩都市モノレール箱根ヶ崎ルートは、多摩モノレールの現在の北の終点である上北台駅より西進し、JR八高線箱根ヶ崎駅付近までを結ぶおよそ7kmの路線として計画されたモノレール延伸ルート。導入空間として新青梅街道が当初より計画されており、2020年現在、用地取得を含む同道路拡幅工事が進められている。延伸ルートとなる新青梅街道の拡幅工事は、上北台駅から箱根ヶ崎駅間を1〜5工区に分け事業が進められており。最遅の事業期間が設定されている第2工区(事業施行期間:平成28年2月5日〜平成34(2022)年3月31日まで)の完工を持って、ひとまずの道路整備は完了する。多摩都市モノレールの既存線は、多摩センター〜上北台間約16kmを結ぶ路線となっているが、上北台〜箱根ヶ崎までが結ばれると、鉄道空白地帯と言われる武蔵村山を通り、全長23kmとなる軌道系交通が整備される事となる。多摩モノレールではこのほかにも、多摩センター〜町田間、多摩センター〜八王子間などの延伸計画が存在する。

株式会社トーニチコンサルタントは建設コンサルタント会社で、建設事業に関する調査・計画・設計・施工管理、地質・土質調査及び解析、測量、環境アセスメント等を事業内容としている。モノレールに関連する設計業務では、羽田空港国際線ビル駅新設工事、多摩都市モノレール立川北駅、沖縄モノレール運営基地現場技術業務委託等を担当し業務表彰を受けている。

東京都では2020年1月に、同延伸ルート事業着手を決定。2020年度予算案に基本設計費を計上していた。

発注者 東京都財務局
入札日 2020/10/08
工種区分 業務委託(土木設計)
入札方式 プロポーザル
工事件名 モノレール基本設計(2北北−多摩都市モノレール(上北台〜箱根ケ崎))
工事場所 東京都東大和市上北台1丁目〜西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎まで
業種 土木設計(鉄道)
落札者 トーニチコンサルタント
予定価格(千円) 151,421
応札者・参加者 トーニチコンサルタント

工事概要
モノレール基本設計(L=7・0km)基本設計共通項目一式、線形基本設計一式、一般軌道部構造物基本設計一式、特殊部構造物予備設計一式、駅舎基本計画一式、駅舎土木構造物予備設計一式、全体図作成一式、施工計画一式、駅位置検討会の運営支援一式、技術検討(委員会)一式、交差点予備検討一式、地下埋設物等移設計画一式

工期 令和4年1月14日
発表日 2020/10/08


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モノレールに関する日本国内のニュース
2020.1.27

東京都、2020年度東京都予算案発表
多摩モノレール延伸関連費用新規計上

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 モノレールに関する日本国内のニュース
2020.1.22
多摩都市モノレール延伸決定
(上北台〜JR箱根ヶ崎)
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多摩モノレール箱根ヶ崎延伸
 

記事編集者:田村拓丸 Takumaru Tamura
MJWS代表 ・ 編集室 デスク (Representative・Assistant editor)
モノレール運行会社との情報交換を基に、コミュニティ向けの講演を実施。モノレール関連記事の執筆や校正、デザイン画の構成・作成、モノレールインフラの維持発展を目指した多岐にわたる活動を展開。

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