【モノレールの工作車製作日記】
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タカラトミーより展開される「プラレール」。
このプラレールよりモノレールタイプの製品の発売が開始されました。
特にモノレールの鉄道模型は市場に出回る数が少なく、モノレールファンのみならずプラレールファンの間においても注目の的となっています。
跨座式タイプに限定すれば、現在発売されている車両は全部で3車種。
注目度合いも高く、今後車種の追加も十分に考えられる状況の中、どうしても「工作車」のプラレール車両がほしくなったため、可能な範囲で自作する事としました。
といっても管理人には工作技術が無いため、ひとまずオブジェとしての完成を目指します。
この項では、以下にプラレールの「工作車」製作日記を記載していきます。
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2017年4月【動力車の製作に着手2】
トレーラー車両の製作に並行して、これを牽引する動力車の製作を開始しました。
駆動装置は正常に動作しました。
あとは電池ボックス搭載車の製作が必要です。
内部の凹凸を削ってトレーラーとの高差を減らした動力車両(左)。
電池を接続して、走行輪の動作が正常であることを確認しました。 |
仮の安定輪を据え付けて、既存の車両と並べてみます。 |
既存車両(手前)に電池ボックスを組み込む予定でしたが、スペース的に厳しいようです。
別途貨車を改造して、電池ボックス車両を作る必要がありそうです。 |
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2017年2月【動力車の製作に着手】
トレーラー車両の製作に並行して、これを牽引する動力車の製作を開始しました。
既存車と同様に、「車掌車」を造形して、動力装置を組み込みます。
トレーラーと同様に、箱に使用するのは車掌車。
ディズニーリゾートラインの動力装置を組み込むため、箱のカットを行います。 |
モーター側カットが終わった様子。 |
ディズニーリゾートラインの動力装置は、モーター部分が写真の様に出っぱています。
箱に入れ込むためには、大胆に屋根をカットする必要があります。 |
さらにギヤボックス側もカットを行いました。
未だタイヤ高が大きく、トレーラーとのギャップが大きすぎます。
さらにヤスリで内部の凹凸を無くしていきます。 |
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2016年10月【側面作業籠取り付け】
エレベーター部分の細かなパーツを取り付けました。
灰色のパーツは、後に外側に張る網目シートの内部分になる予定。
後は、前面下部の籠部分をどうするか・・・。
気分転換にガンダム関連のデカールを貼り付けました。
工作車の側面部分
(2016年10月) |
側面部拡大 |
前面部拡大 |
レール設置状態 |
レール設置状態 |
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2016年9月【側面作業籠取り付け】
実際の工作車を何車種か観察してみたものの、その形状は実に様々でした。
いずれも、作業台(枠)の中央部分はエレベーターになっている様です。
既製品くっつけ作戦を押し通し、ガンダムジオラマベースのパーツを作業台箇所として貼り付ける事にしました。
作業台部分を黄色塗装とするものが現在の主流の様でしたので、これにならって黄色でスプレーします。
その後の状態が以下写真です。
作業台車の枠を接着した状態の「モノレールの工作車」
2016年9月 |
工作車の側面部分 |
カーブレール上のプラレールモノレールの工作車
カーブレールも問題無く通過しました。 |
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2016年10月【側面作業籠取り付け-実車観察-】
長い月日が流れましたが、籠および作業台部分の作業に取り掛かりました。
エレベーター部分については、何らかのギミックがほしいところではありますが、初号機についてはとりあえずこのままでいきたいと思います。
実際の工作車では両肩の作業台に作業員が乗り込み、テレコンで工作車を操作する事が多いようです。
作業台(枠)の中央部分はエレベーターになっていて、上下に可動します。
北九州モノレール 工作車301 |
北九州モノレール 工作車201 |
北九州モノレール 工作車501 |
大阪モノレール 工作車104 |
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2016年9月【台車パーツ】
ディズニーリゾートラインのトレーラー台車を拝借し、箱部分に固定。
実際の工作車は単車構造であるため、動力を無視すれば構造はほぼ同じとなります。
動力車(東京モノレール10000形)で押してみましたがスムースに動きました(写真下)。
TDLのプラレール背面。
解体して台車を拝借。 |
オブジェの台車に使用したTDL車両 |
東京モノレールに押される製作中のオブジェ |
オブジェ目線 |
オブジェレール設置状態 |
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2015年5月【東京モノレール10000形のプラレール】
トミカ博inYOKOHAMA 〜トミカの工場が見学できる!?〜のイベント告知が公式サイト上に打ち出されました。
この中で、イベント限定商品として東京モノレール10000形がラインナップされています。
既にイベント限定商品として販売されている2000形が2両編成であったのに対し、
商品画像を見る限り10000形は3両編成での商品化となるようです。
実物を拝見しないとなんとも言えませんが、いろいろとパーツとして使用できるかもしれません。
のちに開催されたプラレール博にて |
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2014年10月【工作車の箱(ボディー)】
プラレールの工作車(モノレール)制作にあたり、箱部分について既成品内でのチョイスにかかりました。
最終的に選定したのはヨ5000形の車掌車。
プラレール様にデフォルメされた車体は、造形およびサイズ感共に工作車にぴったり合いそうです。
実際の貨物では、既に車掌車の運用は行われておらず、プラレールにおいても絶版商品となっているようです。
値段も数百円程度であったため、早速某オークションサイトで仕入れました。
初号機については造形部分は触らない予定なので、ひとまず洗浄後サフェーサーをかけ乾燥しています。
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2014年8月【はじまり】
タカラトミーより子供向けに販売される鉄道玩具「プラレール」。
現在では、このプラレールよりモノレールタイプの製品が発売されています。
ただ、ラインナップとしてはまだ数える程しか車両数も存在せず、個人的に大好きな「工作車」のプラレールは当然存在しません。
ならばと言う事で、いわゆる改造プラレールの一種になると思いますが、既製品を使用しつつ出来る範囲で自作する事とにしました。
下に示す写真が実際のモノレールの工作車。今日では多くのモノレール事業社が営業しているため、工作車の種類も多岐に渡ります。
北九州モノレールの工作車 |
多摩モノレールの工作車 |
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