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工作車アーカイブ 北九州モノレール

工作車試乗会 inモノレールまつり 2017(北九州モノレール)

使おう公共交通 かしこくマイカー利用
モノレールまつり(北九州モノレール)
工作車試乗会

 2017年11月3日(金曜日:祝日)
企救丘車両基地内
北九州モノレールでは「鉄道の日」を記念して、今年も「使おう公共交通 かしこくマイカー利用:モノレールまつり」が開催しました。場所は企救丘車両基地がある、北九州モノレール基地内での開催です。(モノレールの終点、企救丘駅を出て徒歩3分)
開催日時は、11月3日(金曜日:祝日)の9時30分〜15時。
当ページではモノレールまつりにおけるイベントの一つ、「工作車試乗会」の画像を紹介いたします。

モノレールまつりの中でも特に人気のイベントなのがが、恒例行事となりつつあるこの工作車試乗会。
今年は、去年一昨年に続き工作車501が出動しました。
普段乗車する事の出来ない保守車両(北九州モノレールでは工作車と呼称)に乗れるとあって、会場は大いに賑わっていました。
工作車社内は冷房装置がないため、気候的にも良いタイミングです。

 モノレールまつり2017の垂れ幕  北九州モノレール企救丘総合基地
モノレールまつりの会場は、北九州モノレール社企救丘総合基地。モノレールまつりの開場は9時30分からですが、工作車試乗会の乗車券をもらうため9時頃には人が列を作り出します。列に並んでいる最中、横を工作車試乗会乗降地点へ向かう工作車501が通過していきました。わくわく感がたまりません。
 モノレール工作車501
工作車試乗会乗降地点へ向かう工作車
 モノレール工作車試乗会の乗車券
乗車券をゲット!
9時30分に配布が開始され、無事に乗車券をゲットいたしました!
我々の参加枠は第7便(11:45発車)です。
モノレールまつりのイベントを巡っていると、直ぐに出発の時間になりました。
 工作車へ乗車
早速試乗会の方へ。
目的の工作車までは構内の地下通路を通ります。
 モノレール工作車体験乗車
今年の試乗車は例年と同じく501(ごーまる)。
試乗会の運行区間は、写真の位置が乗降場となり、基地内を半周回する形で企救丘駅まで延びる基地線を走る形を取りました。
体験乗車に用いられたのは工作車501号。

501は、北九州モノレールでも最後に導入された新型機。といっても導入から既に20年弱が経過しています。

この工作車501号は、サイズ(スペース)が大きく作られていて室内は中々の広さです。
国内のモノレール運営会社でも、バッテリー車としては大柄な部類(珍しいサイズ)に入ります※。
※参考:[国内の工作車紹介ページ]

 モノレール工作車の内部
501号の室内
 モノレール工作車の運転台
501号の運転席周り
 工作車501の運転台
501号の運転台
 モノレール工作車の天井
501号の天井部
 
工具箱

乗降場所を出発する工作車。
営業車両と比べ、随分と揺れます。
   

今年の工作車試乗会は、上記の通り昨年と同じく台車場〜外周を駆け上り分岐器手前までのコース。
 工作車からの眺め
分岐手前付近。

写真の位置で折り返し、乗降場へ戻ります。写真区間は非営業区間に当たり、通常モノレール車両の入出庫に使用されます。該当場所からは企救丘車両基地内全景が見渡せるほか、周囲に広がる小倉南区の風景が一望できます。 分岐手前付近ではGLの低さと相まって、なかなかの高度に達します。快晴という事もありとても眺めが良いです。
 説明して下さる社員さん
説明して下さる社員さん

また室内では、社員さんが工作車に関して親切に説明して下さいます。
 
 
体験乗車からの眺め
写真は工作車基地の様子

途中、もう一つの体験乗車が行われている工作車301号が見えました。 

この工作車501号の試乗会と別枠で、工作車301号の体験乗車コーナーも設けられました。
担当するのは工作車301(通称、さんまる)。工作車部隊での事実上の主力車です。
工作車101、201、202の次期車両として導入された工作車で、同社工作車では始めて天井に開放ドアが設けられました。

工作車301号導入時の様子はこちらを参照下さい。
北九州モノレール 新造工作車301号搬入

乗車券が必要な501側の乗車体験と違い、こちらの体験コーナーは列に並べば乗せてもらえる親切設計になっています。おしくも乗車体験にもれた方も、こちらのコーナーで工作車に乗ることができます。


 北九州モノレール工作車301
工作車301号外観
 工作車301
写真手前までの短い区間ながら、体験乗車できます。
 工作車301にも体験乗車できます
上述した新型工作車が導入されると、いよいよ301号に乗車するタイミングも減ってしまうのかも知れません。実はとても貴重な機会だったかも?
試乗会で滑走する工作車
快晴の空のもと空中を滑走する工作車501

明るい時間帯に、工作車を下面から見られるのは貴重な機会と言えます。(基地に張り付いていれば、遭遇する機会は多々ありますが。)

北九州モノレールでは、2018年に新型の工作車が導入される計画で、試乗会の主役も次回のおまつりでは新型に移行しているかもしれません。 以上で体験乗車会の様子(レポ)を終了いたします。


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