1998年2月21日
新小倉駅延伸工事に関連するものとしては最後の写真となりました。そして、1998年4月1日、ダイヤ改正と共に延伸開業が果たされました。

小倉駅への延伸により、これまでの乗り換え距離400mが50mへと大幅に短縮される事となりました。
乗り換え時間に換算すると、およそ10分から1への短縮が図られた事になります。

延伸直後の4月の輸送人員は、前年度対比で118%の大幅な増加となりました。
さらに、延伸による輸送人員の増加と運賃改定等の施策により、平成10年度は開業以来初めての単年度黒字を計上。
北九州モノレールは名実ともに、北九州市民にとってなくてはならない交通機関として認知されるに至りました。

-mjwsコメント-

北九州モノレールの小倉駅延伸後黒字化に関しては様々な意見がありますが、建設当時に国鉄小倉駅との直結が成されていれば、もう少し早い時期での黒字化も期待できたに違いありません。
また、小倉線の経営不振によって計画自体か白紙化された同黒崎線についても、もう少し具体的な計画および検討が成されていたかもしれません。