|
|
【首里駅】
ゆいレールの駅舎は、既存区間では全駅3両編成に対応したホームとなっています。
3両編成化される場合、ホームドアの移設により対応する事になります。
大規模な改修が必要ではありますが、駅構造としては4両編成化も可能となっています。
現状ゆいレールのピーク時の混雑は相当なもので、
特に延伸後の状況次第では3両編成化される可能性は十分に考えられます。
|
|
|
首里駅1番線ホーム(通常は使用されていない。)
ゆいレールがてだこ浦西駅まで延伸されたあかつきには、常設ホームとなります。
首里駅はゆいレール延伸を見越した相対式2面2線ホームで建設されています。
ちなみに、「てだこ」は沖縄の方言で、「太陽の子」を意味しています。
|
首里駅に設置された逃し桁付き片渡り式分岐器
|
首里駅を発車するゆいレール
2015年11月には、延伸兼用増備1編成が仲間入りする。
|
首里駅は設計段階より延伸を前提として建設されています。
現終点駅である首里駅に接続する分岐器は片渡り式分岐器となっており、
延伸後も首里駅で折り返し運転を行うことが可能な構造となっています。
|
|
|
首里駅先の車止め
てだこ浦西駅までの延伸が完了したあかつきには、ゆいレールでは5万人/日の輸送を見込んでいます。
平日の運行本数は252本/日、ピークタイム5分間隔の運行が想定されています。
車両は延伸までに2両編成6本を増備し、全19編成(現在は全13編成)となります。
2015年10月現在、運営基地の拡張工事も進められており、
11月には早くも増備初本となる1編成が搬入される予定となっています。
増備車両については車内における座席等の配置も見直されます。
また、増加する観光客に対応するため、
スーツケーススペースの設置も検討されています。
運営基地の拡張工事の様子については、別ページで紹介する予定です。
|
|
|
現在の終端軌道桁
延伸後は、ここをゆいレールが疾走する。
|
現在の末端となる鋼軌道桁 |
|
|
ゆいレール首里駅側車止め
この先(市道石嶺線)では延伸工事が進んでいます。
首里駅の次駅となるのは石嶺駅
|
|
|
首里駅先に設置された車止めと既存の最終軌道桁を支えるP586支柱
ここから、ゆいレールのあたらな歴史が始まります。
|
|
|
延伸を前提とした簡易車止め
反対側の終点である那覇空港駅では、写真の車止めとは違い、制走堤を採用※しています。
(※どちらかというと、延伸を考慮してない。)
|
|
|
首里駅先の交差点を左折し、ゆいレールの延伸工事区間である市道石嶺線に入ります。
石嶺線については、ほとんどの区間で用地取得が終了しているようです。
ここからいよいよてだこ浦西駅まで続く、延伸ルートの始まりとなります。
なお、以降紹介する建設工事(インフラストラクチャー部分)については、
沖縄県、那覇市および浦添市が主体となり計画および整備を進めています。
|
|
|
交差点を左折し、モノレール軌道桁末端を振り返る。
モノレール軌道の内側でも工事が進められていました。
モノレール軌道桁は、既に石嶺駅方面へ向け大きくカーブしています。
|
|
|
【首里駅〜@石嶺駅】
首里駅先の交差点左折直後より中央分離帯位置に、道路の拡幅工事のためのゼブラゾーンが出現します。
前方の丘を越えた個所より、本格的に支柱工事が進んでいることが確認できました。
延伸後はこの小丘をゆいレールが通過していきます。
|
|
|
小丘を下り始めると直ぐ(写真正面奥)に、建設中のモノレール支柱が姿を現します。
首里駅より左折してからは、石嶺駅付近までは、ほぼストレート状になっています。
ただし全般に高低差が見られ、支柱もその高低に追随して連立していく様です。
|
|
|
小丘より首里駅方面を見る。
既に軌道末端は確認が困難でした。
ゆいレールの延伸軌道は、この上空をまっすぐ手前に
進んできます。
|
延伸工事を知らせる看板
表記
「モノレール支柱の工事を行っています。」
平成27年12月26日まで
時間帯 8:00〜18:00
市道石嶺船都市モノレール建設工事
画像は一部加工されています。
|
|
|
2014年10月訪問時には4本の支柱工事が進められていましたが、
今回の訪問では写真の通り数十本における支柱が完成、または工事中という状況へ変わっていました。
小丘の上から連立するモノレール支柱を望みます(写真左)。
|
|
|
建設が進むRC(モノレール)支柱
足場は地上6Fにおよびます。
|
防音カバーにはモノレールの姿も。
(首里駅先の画像)
|
|
|
建設が進むRC(モノレール)支柱
工事の様子を見守る「ゆっぴー」
ゆっぴーとは、ゆいレールのマスコットキャラクターです。
|
建設が進むRC(モノレール)支柱
写真はT字型
|
国内では後発路線となる沖縄都市モノレールでは、
支柱上面のモノレール軌道桁支床部に、地震時対応の為の落橋防止対策が施されています。 |
|
建設が進むRC(モノレール)支柱
写真はT字型 |
建設が進むRC(モノレール)支柱
写真はコンクリート打設または配筋中 |
|
|
|
道路の傾斜がよく分かる一枚
延伸区間へまっすぐ伸びる
モノレール支柱群 |
ナップル
|
|
|
連立するモノレール支柱
この区間はおそよ完工しているようでした。
ゆいレール延伸区間の中でも、初期に建設された区間となります。
|
配筋およびコンクリート打設中のモノレール支柱 |
配筋およびコンクリート打設中のモノレール支柱
見切れているのはユッピーの垂れ幕。 |
|
|
|
|
建設中のモノレール支柱
基礎工が終わったばかりと見られます。
これから配筋、コンクリート打設の順番でRC支柱が製作されます。
|
|
|
完成したT字型RC支柱
上面には簡易の柵が設けられ、支床部の処理を行っていると見られます。
|
完成したT字型RC支柱 |
完成したT字型RC支柱 |
|
|
|
|
完成した逆L字型RC支柱
|
|
|
|
表記
「モノレール支柱の工事を行っています。」
平成27年11月30日まで
時間帯 8:00〜18:00
市道石嶺船都市モノレール建設工事(下部工H26-2)
|
|
|
道路中央に連立する、建設中のモノレール支柱
配筋、コンクリート打設作業中。
|
|
|
|
|
モノレール延伸区間に連立するRC支柱群
石嶺駅に伸びる道路は、形状こそストレートであるものの、
写真から分かるとおり起伏が多い。
|
|
|
|
建設中のモノレール支柱
配筋、コンクリート打設作業
|
建設中のモノレール支柱
配筋、コンクリート打設作業
|
|
|
建設中のモノレール支柱
配筋、コンクリート打設作業
|
建設中のモノレール支柱
配筋、コンクリート打設作業
|
|
|
建設中のモノレール支柱
|
建設中のモノレール支柱
|
|
|
建設中のモノレール支柱
配筋が進められており、形状からT字型支柱になる事が予想される。
|
|
|
支柱工事群を通り過ぎ、石嶺駅方面へ向かいます。
この一帯も建設区画(ゼブラゾーン)が確保されており、工事開始を待つばかりであると推察されます。
|
|
|
【@石嶺駅予定地】
進行方向より左側が石嶺駅駅前広場の予定地となります。
2014年10月時点では駐車場として使用されていましたが、ここも工事が開始されています。
石嶺駅は、首里駅〜石嶺駅間における先行開業も議論されていますが、
現状では全線同時開業へ陀を切っているようです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【@石嶺駅〜A経塚駅】
石嶺駅予定地より道なりに左折すると、経塚駅方面に向かい再び下ります。
写真右:右折すると石嶺団地方面へ向かいます。
当初計画では、この交差点を右折するルートも検討されていました。
|
|
|
拡幅工事の進む道路
道路中央部は一段下段となっており、拡幅における初期工事を進めていると見られます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
道路拡張工事が進む石嶺線
|
道路拡張工事を見守るローソン
(ローソン首里石嶺)
|
|
|
道路拡張工事が進む石嶺線
|
延伸へ向け、道路拡張工事が進む
写真は歩道区画になると推定される部分
|
|
|
道路拡張工事が進む石嶺線
|
道路拡張工事が進む石嶺線
|
|
|
道路拡張工事が進む石嶺線
|
道路拡張工事が進む石嶺線
|
|
|
|
|
正面の丘を越えると、まもなく経塚駅です。 |
ファミリーマート 石嶺小学校前
|
正面に見える石嶺交差点(T字)へ向け、真っ直ぐと道路が続きます。
モノレール軌道は正面の小丘を越え右折し市道国際センター線に入ります。
右折後、延伸区間新駅2番目の経塚駅が建設される予定地となります。
|
|
|
同地点より、歩いてきた道を振り返ります。
昨年の訪問より1年が経ち、拡張工事の大幅な進捗が見て取れました。
写真の区間には未だゆいレールの支柱は確認できませんが、来年度には大幅に進捗している事でしょう。
|
|
|
正面に見える丘を越えた後、モノレール軌道は北東へカーブし前田トンネル方面へと向きを変えます。
現在の様相からは、この頭上をゆいレールが通るとは想像が付きません。
|
|
|
丘の頂上付近でも工事が進んでいました。
ここからは石嶺地区が一望できます。
|
|
|
丘の頂上付近より経塚方面を見る。
|
丘の頂上付近
|
|
|
下の道路位置から推定する所、ゆいレールは相当な高度を通過する事になります。
ここを通過すると、モノレール軌道は那覇市より浦添市区間となります。
写真からみて後ろ側が「経塚駅」となる予定位置です。
|
|
|
頂上より経塚駅側を見る(左)
市道国際センター線より頂上を見る(右)
|
|
|
【A経塚駅】
先ほどの丘を越えた後、市道国際センター線に入り、写真付近に経塚駅が建設されます。
|
|
|
一番手前に見える支柱が建設中のP669支柱
写真奥の市道沖縄センターではモノレールの支柱工事に先立ち、
前田トンネル南側190m の仮道路(切回し)工事を行っています。
|
島式形態駅を多く取るゆいレールでは、
駅付近の支柱は一際大きく見える。 |
丘上より建設中のモノレール支柱を見る。 |
|
|
|
|
【A経塚駅〜B浦添前田駅】
モノレール軌道は経塚駅を出て直ぐに正面に見える前田トンネルを越えます。
トンネル越えは、トンネル上部の右側を通過する軌道を描くことになります。
|
|
|
P676支柱手前に連立する2本の支柱が左側よりそれぞれP675L、P675Rです。
P675LR奥の支柱がP674
手前(写真左)に見えている(トンネル直前)のがP676支柱
冒頭で触れたとおり、支柱が建設される市道国際センター線は、トンネル南側のおよそ190mにわたり
2015年4月上旬〜4月下旬に掛けて道路の切回し工事が実施されました。
写真はその後、右側の車線を使用している状況です。
|
|
|
P676支柱
この支柱より左側が鋼軌道桁、右側がPC軌道桁となる(はず)です。
トンネル上面を通過するため、支柱高も相当なものです。
|
前田トンネル
|
|
P675LR(奥)およびP676支柱(手前)
|
P676支柱
(前田トンネル上部より)
|
|
|
前田トンネル上部に位置するP677支柱
奥に見えているのがP678支柱
延伸後は、トンネル上部からモノレールの通過を間近に見る事が出来るようです。
|
|
|
P678支柱
前田トンネル側面に位置する。
|
トンネル脇に立つP679支柱
ここまで鋼軌道桁が続き、
支柱右側よりPC軌道桁となります。
|
|
|
前田トンネル内部 モノレール軌道はこの上空右側部分を通過します。
画像枚数も多くなりましたので、前田トンネル以降はNo.2にて紹介いたします。
※No.2 2015年11月01日画像のみ公開いたしました。
|
|