スポンサーリンク



インデックスページへ戻る※新しいウィンドウが開きます。





【 沖縄都市モノレール延伸工事画像 2015年10月 No.2 】

No.1に続き、前田トンネル以降の建設状況をレポートします。
経塚駅〜てだこ浦西駅間建設工事における最大の見所は、後ほど紹介するトンネル部分と言えます。
沖縄都市モノレール(以下、ゆいレールと略記)では初となるトンネル区間。
一昨年(2014年10月時点)のレポでは未着手でしたが、今回は進捗が見られました。
いきなりこのページに到着された方は、宜しければNo.1をご覧下さい。

なお、当ページの画像の一部は、個人情報が特定される部分について一部加工しております。
ご了承下さい。


 前田トンネル上下部
一部No.1と重複しております。

前田トンネル

前田トンネル上部よりモノレール支柱を見る
前田トンネル
P675LR(奥)およびP676支柱(手前)
前田トンネル上部に建設されたモノレール支柱 前田トンネル上部に建設されたモノレール支柱 その2
前田トンネル上部に位置するP677支柱
奥に見えているのがP678支柱

モノレール軌道は、トンネルの上部右側を通過し、前田トンネルを越えます。

前田トンネル脇にそびえるモノレール支柱
P678支柱
トンネル脇に立つP679支柱
ここまで鋼軌道桁が続き、
支柱右側よりPC軌道桁となります。

前田トンネル内部よりモノレール支柱を見る 前田トンネル内部の様子
前田トンネル内部 モノレール軌道はこの上空右側部分を通過します。


前田トンネル脇に建つゆいレールの支柱
トンネル脇に立つP679支柱

前田トンネル前 ゆいレールの支柱
P680支柱

前田トンネル前に建つゆいレールの支柱

【A経塚駅〜B浦添前田駅】
No.1レポートに引き続き、前田トンネルを通過した場所。

前田トンネル上部右側を若干迂回する形で配置されるモノレール軌道は、トンネル上部通過後、
再び道路上に姿を現します。
トンネル上部は鋼軌道桁によって通過し、写真にあるP679支柱よりPC軌道桁へと移ります。



モノレール支柱 前田トンネル
写真 浦添前田駅側より前だトンネル全景を見る

前田トンネル上部を迂回したモノレール軌道は、写真の支柱位置へ出てきます。
写真手前の支柱で、鋼軌道からPC軌道へと変わります。
以降は写真手前へ向け、真っ直ぐと軌道が連なります。

画像撮影時は、次に登場するトンネル区間まで支柱工事は確認できませんでした。


コンクリート打設が進むP681支柱

ここから先、沖縄県道38号浦添西原線へ続くT字路までは、用地取得および道路整備が進められています。

拡張工事の進む道路
写真は拡張道路の端側に位置する部分

拡張工事の進む道路
沖縄県道38号浦添西原線に突き当たるT字路

沖縄県道38号浦添西原線に突き当たるT字路でモノレール軌道は再び直角に右折します。

ゆいレール 浦添前田駅広場

【B浦添前田駅】
写真付近に駅前広場が整備される予定です。
写真方向から見て背面に浦添前田駅が設置されます。

ゆいレールの浦添前田駅 ゆいレール浦添前田駅広場
直角に右折した後の写真
ゆいレール浦添前田駅付近 浦添前田駅付近
浦添前田駅整備に伴う工事なのか、初期工事が行われていました。

浦添前田駅前広場 浦添前田駅を出て、ゆいレールはトンネル区間に続く
【B浦添前田駅〜Cてだこ浦西駅】
ここからしばらくは上り坂が続きます。
この坂をしばらく行くと、いよいよトンネル区間となります。

ゆいレールトンネル区間に続く道路 トンネル区間の始まるローソン付近

【トンネル区間(B浦添前田駅〜Cてだこ浦西駅間)】

浦添前田駅と延伸区間の終点となるてだこ浦西駅の間には、ゆいレール初となるトンネル区間が設置されます。
モノレールファンの方のみならず、今回の延伸工事の最大の見所となる場所です。

写真にある県道38号浦添西原線沿いローソン先より、浦添市消防本部正面付近から軌道が地中へと潜ります。
トンネル内では更に高度を下げ、てだこ浦西駅へ接続します。
沖縄都市モノレール地下工事案内 ゆいレールのトンネル工事
 トンネルの概要が分かる設置図  
ゆいレールのトンネル工事案内


沖縄都市モノレール 延伸区間トンネル入り口 沖縄都市モノレール 延伸区間トンネル
トンネル入口部分

 
沖縄都市モノレール 延伸区間トンネル入り口 全景
現在トンネル工事を進めている箇所が、元々存在した道路部分です。
黄色枠部分の画像で確認できますが、現在の道路部分(下部)が新たに新設された道路。



工事名称は以下の通り

浦添西原線都市モノレール建設工事(NATM) NATMトンネルL=241.5m
浦添西原線都市モノレール建設工事(地下構造物H27−1)ボックスカルバートL=29.4m
浦添西原線都市モノレール建設工事(地下構造物H27−2)ボックスカルバートL=22.0m


用語の意味は以下の通り(wikiより一部抜粋)

NATM(New Austrian Tunneling):
新オーストラリアトンネル工法(下図参照)
主に山岳部におけるトンネル工法のひとつ。
掘削した部分を素早く吹き付けコンクリートで固め、ロックボルトを岩盤奥深くまで打ち込み、
地山自体の保持力を利用しトンネルを保持する工法。

ボックスカルバート(Box culvert):
地中に埋設される箱型の構造物。

 沖縄都市モノレール 延伸区間NATM工法

NATMイメージ図
 
沖縄都市モノレール 延伸区間部 沖縄都市モノレール トンネル区間
画像部分は、モノレール軌道の進入口にあたり、
支柱高さにあるモノレール車両は高度を下げトンネルに吸い込まれていきます。

ゆいレール 延伸区間トンネル入口 沖縄都市モノレール 地下入口付近
ゆいレール 地下入口付近 沖縄都市モノレール 地下進入部付近
沖縄都市モノレール 地下進入部付近外観 沖縄都市モノレール 地下進入部付近全景
ゆいレール 地下進入部付近 ゆいレール 地下進入部
ゆいレール 地下トンネル進入部 ゆいレール 地下トンネル進入部前の道路
ゆいレール 地下進入部付近工事外観 ゆいレール 延伸部地下進入部付近
ゆいレール 地下区間工事末端 ボックスカルバート工法 ゆいレール
ボックスカルバート工を伝える工事看板

ボックスカルバート工法 ゆいレール末端 ボックスカルバート工法 沖縄都市モノレール
トンネル工事の終端部付近 トンネル工事の終端部付近
【Cてだこ浦西駅】

浦添西原線工事に伴う工事中の橋脚

この浦添西原線沿い(写真左側)にてだこ浦西駅が建設されます。
奥に見える沖縄自動車道直前でモノレール軌道桁は終了。

てだこ浦西駅周辺では、市を主体とした開発計画が進んでいます。
浦添西原線右手にはイオン琉球の建設も決まり、現状の景色は大きく変わるものと考えられます。

浦添西原線の橋工事
ゆいレールのてだこ浦西駅工事現場付近
延伸工事中のてだこ浦西駅工事現場 延伸工事中のてだこ浦西駅前道路
てだこ浦西駅の支柱工事
てだこ浦西駅付近 支柱写真
延伸工事中のてだこ浦西駅
てだこ浦西駅付近 支柱写真
延伸工事中のてだこ浦西駅支柱
写真中央(やや左)付近にてだこ浦西駅が建設されます。
てだこ浦西駅付近工事案内

てだこ浦西駅付近工事案内板 沖縄都市モノレールてだこ浦西駅付近案内板
ゆいレール延伸てだこ浦西駅付近案内板 てだこ浦西駅付近案内板
てだこ浦西駅配置図
工事の位置図
てだこ浦西駅完成予想図
工事完了後の完成予想図
ゆいレール延伸てだこ浦西駅に続く道路 ゆいレール延伸てだこ浦西駅外観
ゆいレール延伸てだこ浦西駅工事風景
緑色の養生幕がモノレール延伸に関する支柱群

今回の訪問は以上です。
2015年度は更に支柱工事が加速する事が決定しており、今後も工事進捗を見守りたいと思います。
最後に・・・、夫の不思議な趣味に付き合ってくれた家内へ、この場を借りて感謝します。



スポンサーリンク






ゆいレール 基地拡張工事