【ゆいレール てだこ浦西延伸 PC軌道桁設置作業の様子】
- ページ1/2 前編 てだこ浦西駅方向のPC軌道桁設置作業 -
浦西方向のモノレール軌道桁が到着。 |
深夜0時頃、PC軌道桁制作場より、モノレール軌道桁がオールトレーラーに積載され据付現場に運び込まれました。 今夜据え付ける軌道桁は、上下線合わせて2本。 搬送用のオールトレーラーも2台が出場し、まずは浦西方向の軌道桁より設置作業が開始されます。 まずは浦西方側の軌道桁を積載した1台目のオールトレーラーが現場に到着。 本日のモノレール軌道桁設置位置はP592およびP591支柱間となります。 オールトレーラーはいったん設置位置を石嶺方向へ通過し、上り車線に逆走方向で入ります。 その後、バックにて設置予定支柱間に配置されます。 |
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浦西方向のモノレール軌道桁吊り上げ位置を調整しています。 |
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今日は生憎の曇り空、オールトレーラーが到着する頃ついに雨が降り出してきました。 |
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ゆいレール「てだこ浦西駅」までの延伸区間において、新たに設置されるモノレール軌道桁は全部で352本。この内、PC軌道桁が306本、鋼軌道桁が42本、分岐用軌道桁4本となっています。 今回据付作業を行うのは、上述したPC軌道桁306本の内の2本という事になります。 ゆいレール延伸区間における軌道設置作業は、2017年度末での完工が計画されており、今夜を含め以降連続してモノレール軌道桁の設置作業が行われる予定になっています。 なお、延伸区間に新設されるモノレール軌道桁352本の内、PC軌道桁306本以外に該当する「鋼軌道桁」および「分岐器用軌道桁」は、先に紹介したPC軌道桁製作場ではなく、県外の鉄鋼メーカーによって製作されます。 |
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クレーンにて吊り上げるための固定具を設置します。 クレーンにてモノレール軌道桁を吊り上げ、支承台座に固定した後、この吊り上げ用固定具は解除されます。 |
若干クレーンにて持ち上げた後、オールトレーラー支持部を完全に外します。 |
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準備される吊り上げ用固定具 |
受け部分となる支承台座部分にも作業員の方が配置しています。 |
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オールトレーラーに支持する固定具を解除し、いよいよモノレール軌道桁を吊り上げる段階に入りました。 |
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吊り上げが開始されました。 モノレール軌道桁の両端を2台のクレーンにて吊り上げます。 ゆっくり、そして確実にモノレール軌道桁が持ち上がっていきます。 |
ついに軌道桁が空中に浮きました。 |
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夜空に高く舞い上がったモノレールPC軌道桁。 多くの通行人が携帯カメラで撮影したり、見入ったりしていました。 2台のトラッククレーンにて吊り上げられたモノレール軌道桁は、ついに支柱上台座部分より高い位置に持ち上がりました。 ここから、吊り上げたモノレール軌道桁は横方向にスライド、浦西方向の支承台座位置に合わせられます。 浦西方向の支承台座位置に合わせられたモノレール軌道桁はそのまま静かに降下、台座位置に下されます。 |
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台座位置上部に位置合わせをするPC軌道桁 (浦西駅方向部) |
台座位置上部に位置合わせをするPC軌道桁 (首里駅方向部) |
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台座位置に降ろされたモノレール軌道桁の支承部は、作業員の方によって固定されます。 浦西方向のモノレール軌道桁の据付が完了しました(下写真)。 現場への入出場を含めても、時間にしておよそ1〜2時間、プロフェッショナルてやはり凄いです。 終始、現場付近を行き交う通行人の方々が見入っていました。 |
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外された固定具はグラウンドレベルに降ろされました。 さて、浦西駅方向のモノレールPC軌道桁の据付が完了しましたが、作業はこれで終わりではありません。 次は今夜2本目となる、首里駅方向のモノレール軌道桁の据付が待ち構えています。 首里駅方向のモノレール軌道桁をつんだオールトレーラーは設置現場手前に位置する首里駅下部の道路にて待機しています。 浦西方向のモノレール軌道桁据付チームの作業車の撤収後、いよいよ設置現場へ移動します。 |
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