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北九州モノレールの工作車

北九州モノレール工作車増築の様子

2017-2018年
北九州モノレール工作車車庫増築工事の様子
(定点撮影の記録)
 

2018年、北九州モノレール社はおよそ19年ぶりとなる新型工作車を導入。
現在戦力として活躍する工作車は若番から順に201、202、301および501号工作車と特殊作業に用いるクレーン付き工作車MOR-4Nの計5台。19年前、当時新型として導入された501号の導入に際しては、開業時より活躍していた工作車101号が車庫の収容枠の兼ね合いで引退および廃車となっている。今回の導入では工作車庫を増築し、新型の工作車を受け入れる。北九州モノレールは開業から33年が経過しているが、工作車車庫(収容軌道桁)の増築はこれがはじめてとなる。今回、この工作車車庫増築の様子を定点撮影として追った。
1.定点撮影インデックス
(各撮影日の詳細は項目2で示してございます。)
 2018年3月22〜23日、新型工作車601の搬入および組立が実施されました。
   2018年3月23日〜

撮影時点作業概要

・工作車601搬入&組立完了
・GLはアスファルト舗装が完了
・車止め設置&新設軌道桁併用開始
工作車車庫 2018年3月5日

撮影時点作業概要

工作車車庫入口部改築工事
北九州モノレール工作車車庫増築2018年2月24日 2018年2月24日

撮影時点作業概要

新設軌道桁設置完了
北九州モノレール工作車車庫増築2018年2月16日  2018年2月16日

撮影時点作業概要

GL埋め戻し作業
北九州モノレール工作車車庫増築2018年2月11日 2018年2月11日

撮影時点作業概要

コンクリート打設後
(軌道部および支柱部)
北九州モノレール工作車車庫増築2018年1月29日 2018年1月29日

撮影時点作業概要

コンクリート打設(支柱部)
北九州モノレール工作車車庫増築2018年1月24日 2018年1月24日

撮影時点作業概要
型枠設置
コンクリート打設(支柱部)
※前日から降雪
北九州モノレール工作車車庫増築2018年2月21日 2018年1月21日

撮影時点作業概要
型枠設置

北九州モノレール工作車車庫増築2018年1月19日 2018年1月19日

撮影時点作業概要
支柱部および軌道主要部の配筋作業

北九州モノレール工作車車庫増築2018年1月16日 2018年1月16日

撮影時点作業概要
支柱部および軌道主要部の配筋作業

北九州モノレール工作車車庫増築2018年1月13日 2018年1月13日

撮影時点作業概要
支柱部および軌道主要部の配筋作業

数日前迄に行われた足場の組立作業が終わり、支柱部および軌道主要部分の背筋が行われています。
北九州モノレール工作車車庫増築2018年1月3日 2018年1月3日

撮影時点作業概要
基礎部分のコンクリート打設

前日に降った雨で、コンクリート打設部が雨水に浸り見えにくくなっています。
北九州モノレール工作車車庫2017年12月23日の様子 2017年12月23日

撮影時点作業概要
・増築作業開始
・ショベルカーによる掘削作業

保守基地の増築作業が開始されました。

2.各撮影日の詳細

2018年3月23日

2018年3月23日撮影。軌道桁設置が完了し、写真撮影日は昇降乗降架台の塗装作業が行われていました。
さらにGLはアスファルト舗装が完了し、合わせてこの前日、遂に新型工作車601が搬入&組立完了しました。
本格的に新設軌道桁が運用に乗ることになります。

5か月におよび定点測定として追ってきたこの記事も、この目的を全うしたと考えてございます。
ひとまずの記事更新を本日で完了といたしたいと思います。
長らくの間お付き合い下さいまして誠にありがとうございました。

新たに設置された車止め

GLレベルの状況

残すところ屋内用建屋の間口拡張工事のみとなったようです。

新設軌道桁を発進する新型工作車601
 
トラバーサ上の601

企救丘車両基地を出発する601
 
保守部隊、次の世代を担う新型工作車601

今後も北九州モノレールを守り続けます。


2018年3月8日
2018年3月8日モノレール工作車車工事部全景
2018年3月8日撮影時。主被写体は、今回こちらの軌道桁ではなく以下に示す工作車車庫。
入口部の改修工事が開始されていました。

入口部改修工事が進められる工作車車庫。

側面より撮影
枠外に飛び出した屋根の位置が上側に移設される様です。

工事開始前の工作車車庫入口部の様子
(2017年11月時点) 
 
現在主に工作車車庫内に配備されている工作車202号が、屋外線に移動していました。
 
ひしめき合っています。
20系と50系工作車のサイズの違いがよ分かります。


2018年2月24日
2018年2月24日モノレール工作車車工事部全景
2018年2月24日撮影時。新設軌道桁の工事はほぼ完工した様です。
強度発現をまってもう少し作業が行われるものと考えられます。


2018年2月16日
2018年2月16日モノレール工作車車工事部全景
2018年2月16日に訪問。今回撮影時はGLの埋め戻しおよび慣らし作業が行われていました。
支柱部分がすっぽりGLに隠れてしまいました。
2018年2月16日モノレール工作車車工事部全景
GL慣らし中

新設軌道末端部の様子
架線凹部分が無いため斬新なイメージです。


2018年2月11日

各箇所の取材で時間が空いてしまいまい、久々の訪問です。
今回、遂に軌道桁が姿を現しました。


2018年1月29日

前回からの大きな進捗は画像上では確認できません。が、定点測定として画像を掲載いたします。Aバリやコーン位置が前回と若干変わっているため作業自体は進められているようです。
軌道桁接合部
既存レールと新設レールの継ぎ目箇所拡大

西側より撮影


2018年1月24日

型枠の設置作業が完了?しています。写真ではお伝えしにくいですが、撮影時の気温は九州といえど真冬並み。作業に従事される方々におかれましてはくれぐれもお体ご自愛下さい。なお、九州では撮影日前日から雪が降っており、基地内においても所々残雪しています。MOR4N(クレーン車)の作業床面はこの雪によって白く見えています。
雪がちらつくモノレール工作車車
昼を過ぎても雪が残る企救丘車両基地。

撮影時間帯には作業は行われていませんでした。久々のミクニ号との再会に思わずパシャリ。

2018年1月21日

型枠の設置が開始されました。型枠とは、コンクリート打設時および後に、作成しているコンクリート構造物の外壁部を形成させるための板を指します。コンクリートの養生後、コンクリートが固まった後にこの型枠を外すと、いよいよ外観上軌道桁が姿を表す事となります。奥手には現在試験用途運用に従事している1101Fの姿も見えます。参考までに1101Fについてのページはこちら
   

2018年1月19日

前回に引き続き支柱部および軌道主要部分の配筋作業が行われています。PC鋼線が無いとは言え、配筋自体はPC軌道桁と似たようなイメージです。

既存レールとの継ぎ目部分拡大

コンクリート打設が進む土台部分


2018年1月16日

前回の撮影より2営業日が経過。引き続き支柱部および軌道主要部分の配筋作業が行われています。
また支柱部下部ではコンクリートの打設が進められています。


2018年1月13日
北九州モノレール工作車車庫2018年1月13日の様子
他県への撮影取材に出向いた影響で間が空いてしまいました。さて、数日前迄に行われた足場の組立作業が終わり、支柱部および軌道主要部分の配筋が行われています。今回設置される増築部の軌道桁は、営業線で用いられるPC軌道桁ではなく、いわゆるRC軌道桁となります。写真に写っている支柱部と一体として配筋およびコンクリート打設を行い、地中から到達するひとつのコンクリート構造物として造形されます。
工作車軌道桁の配筋が始まった
保守基地屋外部全体写真


2018年1月3日

前日に降った雨で、コンクリート打設部が雨水に浸り見えにくくなっています。
掘削部分には転落防止のためか、新たにA型バリケードが設置されました。

コンクリート打設部分の拡大写真


2017年12月23日

2017年11月に入り、いよいよ本格的に保守基地の増築作業が開始されました。


北九州モノレール工作車車庫
過去(増築以前)の様子
2017年11月21日

保守基地の増築作業開始以前の様子。
奥手の階段部分より向こう側に軌道桁を増築します。
この撮影後、奥手の階段が撤去されました。
1997年2月

こちらはおよそ20年前の保守基地の様子。
工作車301(MOR-5)が導入される直前のタイミングを写したもの。
2017年12月23日の写真で掘削を行っている箇所には2階建てのプレハブが設置されていた。







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