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1.北九州モノレール小倉線、黒崎線および東西線北九州高速鉄道小倉線(北九州モノレール)は、日本国内において「都市モノレール建設のための道路整備に対する補助制度」を適用した、いわゆる日本跨座式の第1号路線として開業しました。 北九州市では高速交通網を策定し順次路線の整備を行う計画でした。 モノレールに限定した部分では、現在開業を果たしている「小倉線」の他に、幻となった「黒崎線」構想も含まれました。 昭和47年、北九州都市圏交通対策協議会では路線、建設順位、時期および採用方式(機種選定)」が検討され、小倉線および黒崎線では跨座式モノレールの採用が決定されるに至っていたのです。 なお、黒崎線構想と合わせて話題に挙がる事の多い「東西線(黒崎〜小倉間)」については、二条鉄道による計画となっていました。 1. 小倉駅付近から徳力・曽根方面に至る路線(小倉線) 2. 黒崎駅付近から小嶺方面に至る路線(黒崎線) 3. 小倉駅付近と黒崎駅付近とを結ぶ路線(東西線) しかし、当時渋滞問題の解消と北方線(路面電車)(1980年廃止)の代替を優先した結果、小倉線が建設される事となりました。 もう一つのモノレール路線計画として挙げられていた黒崎線については、小倉線開業後の経営状態をみて整備の是非を検討する事となっていました。 しかし、その後の北九州モノレール小倉線は、JR小倉駅への乗り入れを果たす(H10年)まで経営状況が良好ではく、黒崎線は幻の路線計画となってしまいました。 ※「高速交通機関の路線、建設順位と時期、採用方式と機種」昭和47年12月 「福岡市及び北九州市を中心とする北部九州都市圏における旅客輸送力の整備増強に関する基本的計画の検討について」 /昭和44年2月 都市交通審議会 昭和46年3月答申による北九州地区、高速鉄道整備計画 小倉線および黒崎線はモノレール方式による起動系交通の整備が選択されていた※。 (小倉線はS60年に開業) 1-1.小倉線-小倉〜北方間は西鉄北方線(旧小倉電気軌道)と重複
1-2.黒崎線小倉線の経営不調によって、計画が凍結された黒崎線。計画では、現在の黒崎駅付近を起点として、小嶺方面までを繋ぐ路線とされていた。 複合商業ビルとして機能するコムシティには、北九州モノレール黒崎線の面影を見る事ができる。
当時を知る人も少なくなる中、北九州モノレール黒崎線の計画は、一部の文献の中で文字として残るのみとなりつつあります。 |
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-北九州モノレールのあれこれ・目次-
北九州モノレールには小倉線の他に、黒崎線(モノレール)、東西線(鉄道)の計画があった。
北九州モノレール小倉線、北九州空港方面延伸にまつわる「あれこれ」。
既存路線内に残される延伸計画の痕跡。
北九州モノレール小倉線建設ルートにまつわる「あれこれ」。
小倉線小倉駅進入ルートと、知られざる徳力嵐山口車庫の計画。
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