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大阪モノレール線 門真市駅末端の状況 2017年12月現在延伸決定(2016年1月)からおよそ二年後となるの2017年12月、大阪モノレール線門真市駅軌道末端部分へ撮影に訪れました。 現在状況を画像にて紹介します。 |
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大阪モノレールでは2016年度に正式に瓜生堂への延伸が決定。 大阪モノレール瓜生堂延伸についてのインデックスページはこちら。 本年度2017年度はルート、駅舎、支柱等の基礎調査および設計が進められている段階です。 最終的な計画としては2019年度より本格的に着工し、その10年後となる2029年度に、延伸部分の開業を行う予定でスケジュールが組まれています。 これに対しネガティブなニュースとして、2017年度初頭には大阪モノレール国際文化公園都市線(通称、彩都線)における彩都西〜東センター(仮称)までの延伸計画が正式に中止されました。 住宅地としての開発が事実上中止され採算性の確保の見通しが立たなくなった事によるもので、モノレールのサイトを運営しているものとしては非常に残念な結果となってしまいました。 しかしながら、過去の千葉都市モノレールの例にも見られる様に、その時々における方向修正というものは非常に重要です。 長期的に見た場合、沿線の交通機関として根付いたインフラは保護すべきものであって、強行な延伸によってこれが維持できなくなっては本末転倒です。 彩都線の場合、本線建設時と若干事情が異なるにしても、今回の府の決断は最良の選択ではなかったのでしょうか。 さて話を元に戻し、大阪モノレール本線における瓜生堂延伸の出発点となるのが、現本線終点となる門真市駅。 門真市駅軌道末端部は、将来の延伸を見据えて、既に上り線下り線が設置された状態で維持されています。 千里中央や彩都西等と同様、本線上下線の間に折り返し線を設け、現在運用時にはこの折り返し線で上下線を入れ替える形態をとっています。 つまり、本来の上下線は現在使用されていません。 特に上り線については、通常運用時においても車両が進入するケースがありえないため、架線も張られていない状態で設置されています。 今回はそんな大阪モノレール門真市駅軌道末端部の様子を撮影してきましたので、以下に画像集として掲載していきたいと思いまうす。 なお、上述した様に現時点において延伸計画は未だ初期調査段階にある事から、延伸部における外観上の変化はありません。 これは延伸部起点となる門真市駅軌道末端部においても同様で、現在のところ外観上の変化はありません。 あくまでも、来年度以降開始されるであろう延伸部の工事進捗における定点測定の初期段階として、撮影を実施しているものです。 また上記に平行し、延伸部の工事着工前の現在の状態が気になる方に対して画像を掲載している意図もございます。
それでは以下をご覧下さい。 |
丁度一年ぶりに大阪モノレール門真市駅軌道末端部の撮影取材に訪れました。 |
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毎回恒例となりつつある歩道橋からの撮影。 上記に記載した未使用の上下線を間近に見られる良スポットです。 |
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一昨年末(2016年11月頃)に防錆と外装の塗装が施されていましたが、あれから一年が経過し、軌道には若干の錆びが出ていました。 |
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将来的に上り線となる鋼軌道桁。 現在は架線が張られていない状態で据え置かれています。 |
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ここから先が将来延伸が予定されているモノレール導入予定部。 大阪府道2号線、また中央環状線については美原まで通しで繋がっています。 大阪モノレールの今回の延伸区間(およそ9km)は、この途中に位置する瓜生堂位置までとなっています。 4駅に9km費やすわけですから、一区間における平均距離はおよそ2.3km。 現在主に都市モノレールとして建設される営業選では一区間1km前後が主流となっていますので、この2.3kmという距離がいかに長いものであるかという事が分かります。 大阪モノレールでは本線、彩都共にこの2駅間の区間距離が長いことが特徴で、最高速度が他路線より10km高い75km/hに設定されている事も頷けます。 現在のモノレールの規格および設定上、最高速度は上限が80km/hとされています。 国内においては東京モノレールにおいて、この上限を上回る最高時速90km/hの設計営業車両が投入されています。 京急との競合にさらされている東京モノレールにおいては、将来的にこの80km/h上限をも超えてくる可能性があり、この動向によって国内における他の都市モノレールにおいても新たな上限速度が設けられるかもしれません。 |
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撮影の帰り際、1101Fに遭遇しました。 大阪モノレールでは2018年に3000系初期編成の導入が予定されており、1000系初期車も順次廃車が計画されています。 今回撮影できたのは大変貴重なタイミングであったのかもしれません。 以上で今回の撮影を終了します。 |
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