町田都計3・4・11号整備計画説明会
モノレール延伸・関連性への質問が多く。

町田市道路部道路整備課では2021年5月21日（金曜日）および5月23日の2日、全3回に分け、町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線事業予定範囲及び近隣住民向けに同都市計画道路の整備計画説明会を開催した。MJWS編集室では5月23日の午前10時から正午（開場：午前9時30分）の会に参加、以下説明会の概要について紹介する。

当事業は、町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線のうち、町田街道原町田五丁目交差点から芹ヶ谷公園を横断し町田市道南542号線までの約520メートルの区間において道路整備事業を行うもので、今回周辺住民向けへ説明会を実施するもの。式次第は以下の通り。

1.開会
2.町田市職員紹介
3.挨拶
4.道路整備計画説明
（1）本事業の目的及び理由
（2）道路整備の概要
（3）今後の進め方
（4）用地取得の手順
（5）第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業について
5.質疑応答
6.閉会
〈配布資料〉説明会次第、計画平面図、計画縦断図、用地取得の手順、みちづくり・まちづくりパートナー事業パンフレット
配布資料は町田市ホームページにも掲載

説明会会場の様子。

説明会はスライドおよび口頭により実施された。

説明会の対象区域は町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線のうち、町田街道原町田五丁目交差点から芹ヶ谷公園を横断し町田市道南542号線までの約520メートルの区間。今回の説明会内容は、当初一昨年度に実施が予定されていたものだが、新型コロナウイルス感染症の拡大の状況およびこの防止の観点から、集合形式での開催を見合わせ協議を進めていた。今回、会場の人数制限とライブ配信を併用する形で実施する運びとなった。

配布された資料（町田市HPからも取得できる。）

MJWS編集室も現地およびライブ配信にて説明会に参加。

説明会の事業予定範囲は町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線のうち、町田街道原町田五丁目交差点から芹ヶ谷公園を横断し町田市道南542号線までの約520mの区間となる。町田街道原町田五丁目交差点よりおよそ半分が原町田大通りに続く（GL上の）配置道路、後半部分が橋梁区間として整備される計画。同道は、芹が谷公園側で将来3・3・36号線（現状未整備）に接続される事が前提となっている。3・3・36号線については今段階検討が進められている。

町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線
計画平面図・計画縦断図

町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線
計画平面図・計画縦断図

上記添付図が今回の説明会で配布された計画平面図および計画縦断図。都市計画の範囲は町田街道原町田五丁目交差点より芹が谷公園の中心部を横断し、町田市道南542号線に至る520mの区間で、片側2車線の自動車道、自転車通行路および歩道が配置される。計画幅員は最大幅員部で41m、基本的な幅員が25mとなる。芹が谷公園および周辺住宅地への既存道路については、現段階では検討中であるか歩行者用の歩道化を検討、町田市道南542号線側については周辺住居向けの自動車道として残す計画となっている。

説明会ではこの都市計画概要、道路設計計画概要および用地保障等について説明が成された。道路新設の該当地域住民への個別説明は、今後順次実施される予定だと言う。

町田都市計画道路3・4・11号停車場成瀬線については、該当路線が将来の多摩モノレール町田延伸ルートとなる事が想定（現段階で延伸も導入ルートも決定はされていない）されており、参加者からはモノレール延伸との兼ね合いに関する質問が多く出されていた。また説明会後半の質疑応答では計画道路上に位置する住民より、用地取得(期間、保障内容等)に関する質問が多く出された。

多摩モノレール (c)mjws

町田駅想像イメージ図
(c)町田商工会議所都市整備まちづくり委員会作成
（イメージデータは同委員会作成のものであり実在しません。）

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