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大阪モノレール線 門真市駅末端の状況 2018年5月現在


延伸決定(2016年1月)からおよそ二年後となるの2017年12月、大阪モノレール線門真市駅軌道末端部分へ撮影に訪れました。
現在状況を画像にて紹介します。
 

 
 
大阪モノレールの門真市駅軌道末端部。
大阪高速鉄道(以下、大阪モノレールと略記)門真市駅以南については、大阪府によって正式に9kmの南進(ルートの延伸)が決定されました。
大阪モノレール瓜生堂延伸についてのインデックスページはこちら

門真市駅移行新設される駅は、門真南、鴻池新田、荒本および瓜生堂の4駅(いずれも現段階では仮称)。門真南駅においては地下鉄鶴見緑地線、荒本駅においては近鉄けいはんな線、瓜生堂駅においては近鉄奈良線に接続される予定で、環状線としての大阪モノレールの役割がさらに強化される見込みとなっています。

これら瓜生堂までの大阪モノレール延伸工事については、2018年現在各種の基本設計が委託先(主にコンサルタント会社)によって実施されている状況で、恐らく2019年度以降順次詳細な計画が明らかになっていくものと考えられます。 これらの前段が順調に進行した場合においても、実際に工事着手となるまでには数年必要となる見込みです。 が、それでも現段階(近々)での門真市駅の軌道末端部がどうなっているか気になる、という方のために大阪モノレール門真市駅軌道末端部の定点撮影画像を紹介していきます。

  前回訪問時の様子は以下リンクより。

大阪モノレール門真市駅軌道末端の様子2016年5月
大阪モノレール門真市駅軌道末端の様子2015年12月
工事が開始されてからは、過去の状態として改めて再掲載しつつコメントを掲載してく予定です。
それでは以下をご覧下さい。
 
大阪モノレール最南側軌道末端部(門真市駅軌道末端部)
ここからが、2018年現在における大阪モノレール最南側の軌道末端部の様子です。
前回の撮影より半年振りとなる撮影に訪れました。

大阪モノレールは、同路線が計画されていた当時から府道2号線に沿いこの先堺方面までのルートが計画されていました。現在においてもこの計画が消滅したわけではありませんが、事業規模(整備費用および距離(工期))からみてしばらくの間堺までの延伸は難しいものと考えられます。

 それでも、この先瓜生堂を越えて久宝寺口付近までは、モノレール整備当所(厳密には、府道2号および大阪環状線)よりモノレール建設用地が確保済みとなっており、都市計画決定だけみれば比較的実行は容易であると言えます。返せば、この久宝寺口以南の延伸実行の方が用地確保からのスタートとなるため、延伸決定までの課題は多いと言えます。

毎回恒例となりつつある歩道橋からの撮影。
一昨年(2017年12月頃)から半年、軌道に付着した錆が、若干増えているように見えます。
将来的に上り線となる鋼軌道桁。
現在は架線が張られていない状態で据え置かれています。
 
折り返し線用の軌道桁 下り線用の軌道桁
ここから先が将来延伸が予定されているモノレール導入予定部。
大阪府道2号線、また中央環状線については美原まで通しで繋がっています。大阪モノレールの今回の延伸区間(およそ9km)は、この途中に位置する瓜生堂位置までとなっています。4駅に9km費やすわけですから、一区間における平均距離はおよそ2.3km。現在主に都市モノレールとして建設される営業選では一区間1km前後が主流となっていますので、この2.3kmという距離がいかに長いものであるかという事が分かります。大阪モノレールでは本線、彩都共にこの2駅間の区間距離が長いことが特徴で、最高速度が他路線より10km高い75km/hに設定されている事も頷けます。

大阪モノレールでは、2018年秋に新型車両3000系の導入が予定されており、是非次回撮影時はこの3000系と軌道末端部を絡めた画像が撮れると良いなぁ・・と考えている次第です。

以上で今回の撮影を終了します。
 


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