多摩都市モノレール 延伸ルート散策
③町田3・3・36号(桜美林学園～芹が谷公園駅間）
2/2(町田駅側)

1.町田延伸ルート③[町3・3・36号(町田側)]忠生～芹が谷公園駅

今回、多摩モノレール町田延伸ルート(下図中)における区間③、町田3・3・36号( 桜美林大学～芹が谷公園)区間を散策いたしました。 時間の都合上、町田3・3・36号線における芹ヶ谷公園から木曽団地南交差点および桜美林学園付近をそれぞれ別区間として散策を行いました。 （当頁では2/2項として、芹ヶ谷公園～木曽団地南交差点付近の散策レポートを掲載しております。）

図　多摩モノレール町田延伸ルートにおける都市計画道路概略 （今回はこの内③区間における町田駅忠生より側を散策）

早速散策を開始します。 重ね重ねとなりますが、上記に示した都市計画道路（多摩モノレール延伸ルート）の内、③[町3・3・36号] 忠生～芹ヶ谷公園駅に該当する区間（具体的には芹ヶ谷公園から木曽団地南交差点付近）を散策いたしました（右図参照）。 該当区間は「町田市」を東西に結ぶ新道路、町田3・3・36号線（新町田街道）上にあたります。 これは、多摩モノレール町田延伸ルート上において、最も長い区間を共にする、まさに運命共同体とも言えるルートとなっています。 散策は該当区画までの移動の都合上、芹ヶ谷公園駅位置より多摩センター駅方向へ向かって進めました。 2016年現在、延伸ルートのベースとなる都市計画道路 町田3・3・36号線は、頁最後の方で掲載する「木曽団地南交差点」までの完工となっています。よって、実際の延伸ルート（道路）を歩く事は叶わず、平行する道路を伝って散策する事としました。     現在の町田駅前の様子 写真上部付近に多摩モノレール町田駅が設置されると考えられている。 多摩モノレール町田駅(仮)周辺の様子はこちら   芹ヶ谷公園中央広場の様子 写真中央部に将来町田3・4・11号延伸ルートが設置される予定。 多摩モノレール芹ヶ谷公園駅(仮)周辺の様子はこちら

2.③町田3・3・36号概要(桜美林学園～芹ヶ谷公園駅間）

3.芹ヶ谷公園駅～忠生間 (③[町3・3・36号 町田駅側])

3-1.芹ヶ谷公園駅付近

芹ヶ谷公園入り口の案内看板
多摩モノレール芹ヶ谷公園駅設置計画位置	多摩モノレール芹ヶ谷公園駅設置計画位置
芹ヶ谷公園北側の道路 この道路の右側に平行し設置される予定の町田3・3・36号線は、2016年現在では未整備となっている。	多摩モノレール芹ヶ谷公園駅設置計画位置北西位置
芹ヶ谷公園を後にし、現在未整備区間となっている3・3・36号線に平行する道路を進む。 道路はこの辺りで高ケ坂地区から中町地区に入る。	小田急小田原線との交点付近。 丁度小田急MSEが通過。
小田急小田原線との交点付近。 （町田駅側より撮影）	小田急小田原線との交点付近。 （多摩センター駅側より撮影）
中町3付近を行く。 しばらくすると、左手には都営住宅がならぶ。	中町3付近をゆく。 左手に見えるフェンスはM高校のもの。

3-2.体育館前付近

体育館前バス停	図　町田3・3・36号線概略図 （中町3～(旭町体育館)～市民球場付近） 図中オレンジ色で示す区間が町田3・3・36号線（現未整備区間） (縮尺は正確ではありません)
体育館前交差点 横方向に見える道路は52号線。写真正面方向(既存道路を含め左側)に町田3・3・36号線が整備される予定。
体育館前交差点 ここ（写真中央より奥方向）にも将来、町田3・3・36号線が整備される。 （多摩モノレール多摩センター駅側より撮影）	52号線横浜線方向を見る。 多摩モノレール町田延伸ルートは写真では横方向。
体育館前交差点先を町田駅側より撮影 町田中央公園方向を見る。	正面左に見えるテニスコートを斜めに横断する形で、多摩モノレール延伸ルートは設置されるものと考えられる。

3-3.町田中央公園付近

体育館前を過ぎると左正面にテニスコートが見えてきます。 モノレールルートは、写真より左方向にショートカットし、次の町田市民病院前駅を目指します。	テニスコート先で道路は左に曲がります。 その先には町田中央公園が位置しています。
町田中央公園 （野球グラウンド）	町田中央公園を越えると、前方に協和発酵キリン東京リサーチパークが見えてきます。
電気化学脇を通って、協和発酵キリン東京リサーチパーク横を通過します。 町田3・3・36号線は協和発酵キリンリサーチパーク敷地内を一部通過するものと推定されます（右図参照）。 協和発酵キリンリサーチパークの建物の設置位置および構造も将来の町田3・3・36号線整備に合わせたものでしょうか。	図　町田3・3・36号線概略図 図中オレンジ色で示す区間が町田3・3・36号線（現未整備区間）、図中黄色で示す区間が整備を行っている区間。 (縮尺は正確ではありません) そして、左写真2枚がこの区間に該当する。現未整備であるため、図中の青色に示す路線を伝って移動した。
協和発酵キリン東京リサーチパークを越えると、町田市民病院前となります。 この辺りまで、左手には協和発酵キリン東京リサーチパークが位置しています。

3-4.町田市民病院付近

町田市民病院前の交差点	町田市民病院前外観写真 町田3・3・36号線および多摩モノレール町田延伸ルートは、写真位置で進路を右に取り、旭町陸橋を介して木曽団地南交差点を目指します。写真に写る横方向の道路は現行の町田街道。
町田市民病院前にて3・3・36号線およびモノレール延伸ルートは右折します。写真は右折後の進路方向を写したもの。多摩モノレール町田延伸ルートにおいて、新町田街道および町田街道が接触または交差するのは、この交差点と原町田5丁目交差点の2箇所のみとなっています。	町田市民病院前より来た方向を振り返る。
町田市民病院駅駅（イメージデータ）/(c)町田商工会議所 都市整備まちづくり委員会 町田市の町田商工会議所(地域総合経済団体)都市整備まちづくり委員会が手掛ける”未来駅プロジェクト”によって想定される多摩モノレール町田市民病院駅の外観イメージ。”未来駅プロジェクト”は、多摩モノレール町田延伸ルート上の駅をランダムにピックアップし、同委員会がイメージ画像を作成するというもの。画像はこのうち、町田市民病院駅をイメージし作成されたもの。

3-5.旭町陸橋付近

旭町陸橋を上りきった後進路を左に取る町田3・3・36号線。 写真の取得用地もその後の工事のためのもので、将来は町田街道の一部となる。	旭町陸橋工事区画の外観写真
旭町陸橋の工事概要を示した看板がありました。	旭町陸橋の概略図 図中最右手から左下へ下る道路（赤ライン）は現行の町田街道。 多摩モノレール延伸ルートにおける町田駅側は、図中旭町三丁目で印されている方向。
旭町陸橋の標準断面図。 (下部部分)	旭町陸橋の標準断面図。 （橋梁部分）
町田市民病院前から先は、3・3・36号線が整備中となっており、写真に写っている旭町陸橋が今現在の工事区間となります。	旭町陸橋工事区画の外観写真
旭町陸橋工事区画は、写真の様に(防音)カバーで封鎖されています。	旭町陸橋工事区画の側面写真 将来のモノレール延伸ルートは、写真位置付近で既に右方向（芹ヶ谷公園方向・町田駅方向）へカーブを開始しているものと想定されます。旭町陸橋が上下線分離で整備される（後ほど図が出てきます）のと関係があるかもしれません。
東京オリンピックの開催期日が近づいてきますね。	旭町陸橋における町田市民病院側付近
旭町陸橋工事区画の内部の様子	旭町陸橋工事区画の内部の様子 （工事現場入り口）
旭町陸橋の工事概要、側面、平面および断面図が設置されていました。	旭町陸橋の平面図
旭町陸橋の側面図 図中に示されている下部工区画は、平成29年3月までの完工が予定されている様です。	旭町陸橋の断面図 上下線は分離した状態で整備されるようです。
旭町陸橋工事現場事務所	旭町陸橋工事に伴う付け替え道路
写真中央付近に旭町陸橋が設置されます。 今現在は陸橋の姿は無く、造成が進められている様です。	町田3・3・36号旭町陸橋の工事現場。 （丘上部）
町田3・3・36号旭町陸橋丘上部より木曽団地南方向を見る。	町田3・3・36号旭町陸橋の工事現場。 （丘下部）
旭町陸橋工事区画の内部の様子 （丁度作業をされていました。）
工事はまだこれからといった雰囲気の下部分 区域は旭町から本町田に入ります。	左写真位置より町田市民病院方向（丘上部）を見上げる。
旭町陸橋工事区を後にし、木曽団地南交差点を目指します。	途中、横断する既設道路には写真の様にカバーが設置されていました。（写真は木曽団地南方向）
旭町陸橋方向	その後、少し上ると先ほどまでいた旭町陸橋工事区が遠くに見えました。この位置からだと陸橋設置位置までの高低差が良く分かります。
途中既設横断道路では交通整理中の箇所も存在しました。 （この辺りからは工事箇所と住宅地とが密接な位置に配置されているため、特に住宅側に画像加工を施しています。）
	再び、旭町陸橋工事区が見る箇所がありました。上り下りを繰り返すものの、写真中央位置へ向かって真っ直ぐに町田3・3・36号線が整備されます。

3-6.木曽団地付近

3・3・36号線整備区画の現在の完了最先端部分である木曽団地南交差点が見えてきました。	奥手に木曽団地南交差点が見えてきました。 町田3・3・36号線は、この木曽団地南交差点位置まで整備が完了しています。
完工時、中央分離帯となる部分 （将来、モノレール支柱が設置されると想定される）
	木曽団地南交差点の様子 写真右手には木曽山崎グラウンドが広がる。
交差点角にはモノレール誘致の幕も張られていました。	将来はここをモノレールが快走する計画です。
木曽団地南交差点
木曽団地南交差点より多摩センター方向を見る。 ここから先、町田3・3・36号線は現在の所整備済みの状態となっています。	多摩センター駅方向へは整備済みの町田3・3・36号線が続く。
木曽団地南交差点より市民病院方向を見る。	左欄の全体写真
3・3・36号線に配置された歩道部分	木曽団地南交差点外観写真 日向山公園方向を見る、
木曽山崎駅（イメージデータ）/(c)町田商工会議所 都市整備まちづくり委員会 町田市の町田商工会議所(地域総合経済団体)都市整備まちづくり委員会が手掛ける”未来駅プロジェクト”によって想定される多摩モノレール木曽山崎駅の外観イメージ。”未来駅プロジェクト”は、多摩モノレール町田延伸ルート上の駅をランダムにピックアップし、同委員会がイメージ画像を作成するというもの。画像はこのうち、木曽山崎駅をイメージし作成されたもの。
ここまで、芹ヶ谷公園から木曽団地南交差点までの、町田3・3・36号線の未整備および整備区間を歩いてきました。 時間の都合上、このまま町田3・3・36号線を辿る事が困難であったため、バスにて町田駅付近まで戻り、別系統のバスに乗り換え桜美林学園付近を目指す事としました。 続きは（町田3・3・36号線桜美林学園付近）以下のリンクバナーよりお進み下さい。

さらに町田側散策記事へ移動する。（多摩モノレール芹ヶ谷公園駅）