町田市、2018年4月1日付で多摩都市モノレール延伸推進室を設置
2018年4月1日、東京都町田市は組織の一部を変更、これに伴い新たに多摩都市モノレール延伸推進室を設置した。「多摩都市モノレール延伸推進室」は、都市づくり部内都市政策課に新設されるもので、多摩都市モノレールの延伸計画の一つと位置づけられる多摩センターから町田延伸ルートの延伸推進事業を担当。今後同延伸事業および周辺地域のまちづくりを推進していく。
都市政策課は従来、都市づくり部内に配置されており、都市総務係および都市計画係の2係で構成されていた。今回この都市政策課内に3つめの箇所として「多摩都市モノレール延伸推進室」が設けられる。
(参考:町田市 2018年4月1日付の組織改正について)
・多摩モノレール町田延伸
多摩都市モノレール延伸計画ルートは2018年現在、北側終点の上北台より西進しJR八高線箱根ヶ崎駅付近を結ぶ通称「箱根ヶ崎ルート」と、南側終点の多摩センターより南進し、町田市町田駅までを結ぶ通称「町田ルート」の事業化が有力視されている。
「町田ルート」は、都市計画道路3・3・36号を東西ルートの主軸とし、多摩センター~桜美林大学付近までは3・4・20号、町田駅付近では都市計画道路3・4・11号(一部原町田大通り)に帰属するルートが検討されている。ルート北側の都市計画道路3・4・20号については小山田緑地周辺の計画が未定、町田駅付近の都市計画道路3・4・11号についても、都市計画はあるものの現在の所未整備となっている。
現状はこれら都市計画道路の整備が多摩モノレール導入空間の確保という点で課題として位置付けられており、今後の多摩モノレール延伸事業の行く末を握っていると言っても過言ではない。
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