プラレールのモノレール

プラレール版モノレールトップへ戻る

モノレールの改造プラレール最速ランキング
プラレール工作室
モノレールの改造プラレール-高速化改造編- | プラレール工作室


1.モノレールの改造プラレール-高速化改造編-

プラレール車両の改造化に関するサイトや記事は多く存在するものの、プラレールのモノレールに関連するものとなるとそう多くありません。
プラレールのモノレール車両は、ディズニーリゾートライン等を除いてセット販売が基本であるため、改造に伴って破壊してしまった場合、コスト面での出費が高いのがその一員にあると考えられます。
今回のプラレール工作室では、モノレールの改造プラレール-高速化改造編-と題しまして、モノレール車両の高速化改造を行い、mjwsが設定したタイム計測コースでのタイムおよび速度を計測。改造条件毎における、各車両のタイムおよび速度一覧を、ランキング形式にて紹介していきたいと思います。(よいこはマネしないでね。)

プラレールのモノレール車両は、デフォルト状態で既に通常のプラレール車両より速度が劣っています。ひとまずは、通常のプラレール車両の速度に近づける事が大きな目標となりそうです。
2.計測コース

mjwsでは、各改造車両におけるタイムおよび速度を計測するため、以下に示す仕様の基準コースを設定しました。
コースの基本構成はR-01(通常直線レール)×4本およびMR-01(カーブモノレール)×8本のみを用いた全長2.18mのループ線としました。
構成の基準として、モノレールの一般的なセット(R-01×2本およびMR-01×8本)に合わせる(ほぼ同程度の構成に近づける)事と、タイム計測を容易にするため、基準コースでは直線レールを2本直列に配した構成としました。

R-01(21.5cm) ×4本 =86cm
MR-01(16.5cm) ×8本 =132cm
1周の合計 2.18m
計測時5周合計 10.9m
3.計測
 東京モノレールのプラレール改造   タイムは「2.計測コース」に示すループ線を用い、5週の合計タイムを計測します。
タイム計測のばらつきを抑える目的で、スタートはローリング方式(可動状態からストップウォッチ計測開始)としました。
速度の算出は、計測タイムおよび走行距離10.9m(2.18m×5周)より計算する事としました。
4.結果

条件毎における各車両のタイムおよび速度ランキングを以下に示しました。


ランキング1位
プラレールのモノレール最速車両 東京モノレール10000形[跨座]
(電池直列2連&ウルトラダッシュモーター換装仕様)
タイム(基準コース):24秒60
速度:1.595km/h


仕様(改造)内容
モーター: ノーマル→[換装 ウルトラダッシュモーター]
電池:ノーマル(単3電池1本)→[単3電池直列2本]
編成:3両(M+C+T)
(M:Motor,T:Trailer,C:Coupler)
計測日:2017/5/1

この車両の紹介ページを見る
備考:改造内容としては、電池の本数を2本(直列)およびモーターをタミヤのウルトラダッシュモーターに換装した事が主要変更点として挙げられます。
2直用の電池は、本来の先頭車両搭載から電池ボックスごと中間車に移植。
この他、トレーラー車である最後尾車両の軽量化を実施し、追随時の重量抵抗を低減しました。

タイム計測の結果、モノレールの改造プラレールとしては、初の時速1km/h超えを達成(1.595km/h)。
ランキング2位
 東京モノレール2000形の改造車両 東京モノレール2000形[跨座](モーター換装)
タイム(基準コース):45秒
ラップ平均タイム:9秒
速度:0.872km/h


仕様(改造)内容
モーター: ノーマル→[換装 ハイパーダッシュ3モーター]
電池:ノーマル(単3電池直列2本)
編成:2両(M+T)
(M:Motor,T:Trailer)
計測日:2017/4/16

この車両の製作記録を見る。 
備考:東京モノレール2000形プラレールの動作不良を機に、モーターの換装を実施。採用したモーターは、タミヤによって展開されるミニ四駆用のハイパーダッシュ3モーターとしました。モーター以外の変更点は特にありません。 
 ランキング3位
 電圧2倍仕様のプラレール10000形 東京モノレール10000形[跨座](標準)
タイム(基準コース):0分50秒43
ラップ平均タイム:10秒082
速度:0.778km/h


仕様(改造)内容
モーター:ノーマル
電池:ノーマル(単3電池1本)
→[単3電池直列2本]
編成:3両(M+C+T)
(M:Motor,T:Trailer,C:Coupler)
計測日:2017/4/20
 
 ノーマル仕様では、単3電池1本を使用しますが、今回2本直列によるタイムアタックを行いました。
ノーマル仕様と比較するとタイムおよび速度が1.8倍となりました。
 ランキング4位
 東京モノレール10000形改造車両 東京モノレール10000形[跨座](標準)
タイム(基準コース):1分30秒87
ラップ平均タイム:18秒17
速度:0.432km/h


仕様(改造)内容
モーター:ノーマル
電池:ノーマル(単3電池1本)
編成:3両(M+C+T)
(M:Motor,T:Trailer,C:Coupler)
計測日:2017/4/19

この車両の紹介ページを見る。
 
備考:東京モノレール10000形の初期出荷状態。プラレールのモノレール車両としては、基本的に東京モノレール2000形車両と同様に2両編成での構成となっており、中間車はカプラーとして機能しています。つまり、中間車両には走行輪は付いておらず、前後両車両をこの水平安定板付きのカプラー(中間車)で接続する事で編成全体における走行時の安定性を向上させています。さらに、前後車両の先端部の安定輪は今回の車両では取り払われました。変わりに、カーブレールに形状を合わせた車両スカート内壁面がレールの側面を捉え、進路を誘導する仕組みになっています。東京モノレール2000形のプラレールでは、跨座式モノレールの仕組みを忠実に再現する事が前提とされていたようですが、東京モノレール10000形のプラレールではこの点を妥協(?)し、機能面に重点が置かれたようです。  
【製作中】
 最速のモノレール型プラレール アルティメットTMC_S10000
6V&軽量化仕様車[跨座]
タイム(基準コース):未計測
ラップ平均タイム:未計測
速度:km/h


この車両の紹介ページを見る。
 
今後タイム計測を終了次第、新たな車輌情報を追加していきます。
最終更新日 2017年4月19日


 

プラレール版モノレール車両一覧
プラレール版東京モノレール10000形について
プラレール版東京モノレール2000形について
プラレール版ディズニーリゾートライナーについて

プラレール版モノレールトップへ戻る

グッズアイテムトップへ戻るメインページへ戻る