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大阪モノレール彩都線延伸ルート散策 後編

彩都西~中部駅 彩都線延伸ルート散策
(後編2/2(東センター(仮称)~山手台車庫)

2016年
 
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大阪高速鉄道 彩都西駅~中部駅延伸ルート 大阪高速鉄道 東センターから山手台車庫延伸ルート
ページは前編後編に分かれています。(現在のページ:後編2/2(東センター(仮称)~山手台車庫)

5.中部駅(仮称)~東センター駅(仮称)

前編に引き続き、中部駅より東センター駅を目指します。
彩都線延伸区間、そして彩都線全線における終点駅として計画される「東センター駅(仮称)」。
2016年5月現在では、東センターへ接続する茨木箕面丘陵線(大阪府道1号茨木摂津線)の建設工事も外観では確認できません。

東センター(彩都東部地区)は、これまで住宅系の土地利用を中心に開発計画が進められてきました。
しかし、UR都市機構の東部地区撤退が決定となり再検討を余儀なくされました。
2015年11月には「彩都東部地区検討会」及び「彩都東部地区まちづくり有識者会議」において土地利用ゾーニング案が取りまとめられ、引き続き事業化の検討が行われています。
最新の開発計画では、特に東センター全般において「宅地用地」から「準工業用地」へ変換する方針が決められました。

このように長らく大きな進展がなかった東部地区ではあったものの、2016年1月 資生堂が彩都東部地区への工場の移転計画を発表しました。
新工場建設は、彩都東部地区の7万2350平方メートル区画に建設される予定とされ、従業員900人も同工場へ異動する事になります。
計画では平成30年に着工し、2年後の平成32年稼動開始予定となっています。
また、彩都東部地区は新名神高速道路の茨木北インターチェンジ(仮称)が現在工事中(平成30年度の開通予定)となっており、完成後は交通至便な立地となる事が確実です。
上述した理由から、東地区における開発のターニングポイントは平成30年頃にあると言えます。
大阪モノレール中部駅計画断面図
大阪モノレール彩都線中部駅(仮称)
当初計画断面図

5-1.中部駅~東センター駅間

中部駅(仮称)位置をあとに、一路東センター駅予定位置を目指します。
現在の所、中部駅予定位置より東センター駅向きへは茨木箕面丘陵線の姿は確認できません。
佐保道路法面に設置されたモノレール建設ルート
茨木箕面丘陵線建設ルート法面
将来は東センターへと接続される。
東センター駅方面を見る。 
茨木箕面丘陵線建設ルート上より東センター方面を見る。
写真中央全域に見える森林が、将来の彩都東地区。
東センター駅は写真右手。

2016年5月時点では、中部駅(仮称)付近より先の茨木箕面丘陵線は工事中となっています。
よって、延伸ルート散策を続行するためには一旦平行する府道1号線へ降りる必要があります。
佐保道路と中部地域法面
佐保道路
茨木箕面丘陵線より府道1号へ繋がる佐保道路
茨木箕面丘陵線より下る佐保道路 
佐保道路より下った直後の府道1号線

府道1号線から一旦110号線を介します。
110号線から徒歩にして数分南下すると、中部駅~東センター間に建設されるモノレール軌道(延伸ルート)直下に差し掛かります。
 写真奥方が大阪モノレール彩都線東センター駅
110号線および茨木箕面丘陵線(予定ルート)の交点
(東センター駅方面)
大阪モノレール彩都線延伸ルート 中部駅~東センター間
 110号線および茨木箕面丘陵線(予定ルート)の交点
(中部駅(彩都西駅)方面)
延伸ルートを散策するためには一度110号線を北上し、府道1号線へ右折します。
現在は森林の中を突き抜ける府道1号線ですが、この一体は将来彩都東部地区へと生まれ変わる区域となっています。
GPSを頼りに、東センター駅および駅前交通広場となる区域を見渡せる位置に到着しました。
現在のおよそ位置を図に示します(下図参照)。
 散策ルート概略 大阪モノレール東センター
東センターから大阪モノレール山手台車庫付近へ繋がる茨木箕面摂津線についても現在は工事中です。
よって、延伸ルート上から最も近い道路は、現在位置の「府道1号線」という事になります。

大阪モノレール東センター駅を見る。写真左手。
東センター駅(仮称)付近
写真枠左側が東センター駅および山手台車庫方面(東方面)
大阪モノレール中部駅~東センター間
写真枠右手が中部地区(彩都西駅方面)

5-2.東センター駅

大阪モノレール彩都線の本来の終点、「東センター駅(仮称)」建設予定位置(が見える位置)に到着しました。
現在は「森林」そのものです。
東センター駅前には駅前交通広場が整備されるほか、茨木箕面摂津線の東センターランプが設けられる予定です。
さらに東センター駅周辺には周回する形で国文都市2号線が整備され、彩都の最終セクションに相応しい外観となる事が予想されます。
写真左側が大阪モノレール東センター駅建設予定位置 
東センター建設予定位置
敷地内は入場不可であるため、これ以上近寄る事が出来なかった。
大阪モノレール東センター駅周辺のジオラマ
東センター建設予定位置(奥方向が中部地区)
(Cube3110 彩都インフォ*ミュージアム内展示ジオラマ) 

大阪モノレール東センター駅計画断面図 
大阪モノレール彩都線東センター駅(仮称)
当初計画断面図

さて、彩都線延伸ルートの散策はここで終わりません。
大阪モノレール彩都線東センター駅の先には、延伸時さらにモノレール軌道が続く事となります。
彩都線用のモノレール車庫「大阪モノレール山手台車庫(仮称)」の予定地が存在するためです。

6.大阪モノレール山手台車庫(仮称)

彩都線延伸区間、そして彩都線全線における終点駅として計画される「東センター駅(仮称)」。
その東センター駅の奥方である山手台地区には、東センター延伸時に新たに車庫が設けられる予定となっています。
大阪モノレール山手台車庫は、南面(丘上)に茨木サニータウン、北面に彩都東中央東地区を配する区域に設置されます。
公式資料中の表記では「山手台車庫(仮称)」または「モノレール車庫」という呼称が用いられています。
用地確保は東部(国際文化公園都市)の開発計画時よりなされており、彩都東部の中央東地区茨木箕面丘陵線(大阪府道1号茨木摂津線)の南面に建設される予定です。
(用地取得名称は「準工業地域」(モノレールに関する都市計画を定めている区域))
そして、この大阪モノレール山手台車庫用に確保された準工業用地は現時点で保持されおり、延伸時は直ぐに着工できる事が伺えます。

 大阪モノレール 山手台車庫 外略図 大阪モノレール山手台(彩都線)車庫 航空写真
大阪モノレール 山手台車庫の設置予定位置。
彩都東地区の「中央東地区」に位置する。
赤ハッチング部がモノレール車庫用地(準工業用地:モノレール車庫)として確保されているエリア。
赤枠内部分が実際にインフラ(車庫設備)が設置される区域。
 
大阪モノレール山手台(彩都線)車庫 確保された用地 大阪モノレール万博車庫全景
大阪モノレール万博車両基地および山手台車庫の面積比較。
山手台車庫は「車庫」という名称が用いられながらも、万博車両基地に匹敵する面積を有する。
モノレール車庫自体は谷面に位置するため、一概に面積値だけで比較はできないものの、その大きさは見ての通り。
単純な車庫用地のみならず、その他付帯設備の建設も視野に入れられている事が推察される。

6-1.東センター~山手台車庫間散策

東センター駅(仮称)建設予定位置を後にし、大阪モノレール山手台車庫建設予定地域を目指します。
山手台車庫へ向かうため、現在いる府道1号線より東進し114号線に入ります。
 114号線よりモノレール車庫方面を見る。
114号線より府道1号線へ。
 鉄塔の向こう面に茨木箕面丘陵線が建設される。
114号線を南下すると直ぐに目的地に到着。
写真に見える鉄塔の直ぐ向こう側下段に茨木箕面丘陵線が建設される。
彩都東地区は、電線等の有視配線を地中に配し景観を向上させる計画となっている。
このため、写真に写っている鉄塔は将来撤去される計画となっている。

114号線を南下し茨木サニータウンに差し掛かる丁度手前付近が、東センター駅~山手台車庫を繋ぐモノレール軌道上面に位置する場所です。
 散策ルート概略 大阪モノレール山手台車庫
 大阪モノレール山手台車庫へ通じる軌道が建設される箇所上面
114号線上より山手台車庫を見る。
正面の小丘で奥手が見えない・・・。
車庫へと続くモノレール軌道はこの下を通過する予定。
(写真は山手台車庫方面を向く)
 大阪モノレール東センター駅より、山手台車庫へ通じる軌道が建設される箇所上面
114号線上より東センター方面を見る。
(森林を撮影したわけではありません。いや、森林を撮影したんですが・・・。奥方が彩都東センター駅となる区域です。)
彩都東センター駅より車庫へと向かうモノレール軌道はこの下を通過する。
 
114号線の名板
114号線(道路)
大阪モノレール東センターおよび山手台車庫間は、現在立っている114号線の真下を走る事となります。
計画図からすると、上写真の真下は丁度地下部分としてモノレール軌道が建設されます。
写真の横方向にモノレール車庫線の軌道が設置される。
大阪モノレール東センターおよび山手台車庫間は、茨木箕面丘陵線の南面を沿う配置で配置されます。
写真は北側の丘上より撮影。奥手に見える住宅地が茨木サニータウン。
モノレール軌道は写真の左右方向に配置されます。
 


散策ルート概略 大阪モノレール山手台車庫 茨木サニータウン方向より
茨木サニータウンとの交点、モノレール軌道は写真奥。 
114号線およびサニータウン7丁目付近の交差点。
サニータウン側より撮影。
写真より左手に進むと東センター駅、右手が山手台車庫となる。
 茨木サニータウンへ繋がる交差点
114号線およびサニータウン7丁目付近の交差点。
114号線側より撮影。
防音のためか、フェンスには永遠と防音幕が張られている。
 茨木サニータウンより大阪モノレール山手台車庫側を撮影
サニータウン7丁目付近より山手台車庫末端方面を見る。
背面がサニータウンの住宅地。
 茨木サニータウン丘上より山手台車庫側を撮影
サニータウン7丁目付近より山手台車庫末端方面を見る。
フェンスには途切れる事無く防音幕が張られている。
 大阪モノレール山手台車庫側側面
途中、フェンスが途切れる箇所が存在する。
 茨木サニータウン管理道路より大阪モノレール山手台車庫側面を見る。
サニータウン北側の中間地点に存在する、管理用の簡易門付近。
 大阪モノレール山手台車庫進入部側の写真
途切れたフェンス部より撮影。
山手台車庫進入部方面を見る。
延伸が行われた際は、写真左隅下部位置にモノレール用のトンネルが設置される。
将来、トンネルからモノレール車両が顔を覗かせる風景がみられるかもしれない。
 
大阪モノレール山手台車庫進入部上面には114号線が見える。
サニータウンの東末端方向へ移動し、山手台車庫進入部方面を見る。
   

さらに、茨木サニータウンより東方末端へ移動し山手台車庫東側末端部を撮影しました。
茨木サニータウン丘上より山手台車庫全景を撮影 
山手台車庫東側末端部
(写真中央より下部分が末端部分となる箇所)
大阪モノレール山手台車庫東面末端。
山手台車庫東側末端部
(写真中央より下部分が末端部分となる箇所)
 
 大阪モノレール山手台車庫東面末端を丘上より撮影
上の写真位置付近より、山手台車庫の建設予定位置を撮影。
大阪モノレール山手台車庫進入口は地下方式が採用される。
上の写真位置付近より、山手台車庫の建設予定位置を撮影。
   
予想に反して下面の写真を撮影する事が困難でした。
早々に道路を下り、46号線(茨木箕面丘陵線工事現場入り口)へ向かいます。
   
 46号線との交点、左に進むと工事現場入り口付近
茨木サニータウンを下り、一路茨木箕面丘陵線の工事現場へ向かいます。写真は46号線との合流地点、左方向へ向かいます。
 茨木箕面丘陵線工事現場入り口。
茨木箕面丘陵線の工事現場に到着しました。
随分と造成が進んでいるようです。
 大阪モノレール山手台車庫を示した図
工事現場入り口には工事概要を示した図面が掲載されていました。
大阪モノレール彩都線山手台車庫概略図
左図のモノレール車庫部分拡大図。
図中央の左3ブロックが準工業用地(モノレール車庫用地)として確保された区域になります。
 大阪モノレール山手台車庫
図面をさらに拡大。
図面中にもモノレール車庫の文字が確認できました。
 模型上に印される大阪モノレール彩都線山手台車庫
写真は再び、彩都インフォミュージアムに展示されていた模型の写真を参考として掲載します。写真中央部分がモノレール車庫部分。左下の図から見た同方向になります。
(Cube3110 彩都インフォ*ミュージアム内展示ジオラマ) 
 大阪モノレール彩都線山手台車庫建設予定位置。
工事現場入り口より山手台車庫の建設予定位置を撮影。
写真奥手が、先ほどまで撮影を行っていた114号線となります。
114号線より大阪モノレール山手台車庫を見る。
比較のため、再度山手台車庫進入部からの写真を掲載します。
奥手に見える道路が現在立っている位置です。

ここまでで、彩都線延伸ルート全区間を辿った事になります。
中部駅(仮称)以降は未だ森林のままであるため、延伸ルート散策というよりは森林浴に来た状態です。
前述した様に、平成30年頃には新名神茨木北ICの完工も予定されているため(今日よりおよそ2年後)、その頃再び訪れたいと考えています。
大阪モノレール彩都線延伸区間と併走する茨木箕面丘陵線も、ご覧いただいた様に東センター東側より既に建設工事が進められています。
まずは茨木箕面丘陵線の完工が、彩都東部の開発のスタート時期と言えそうです。

7.さいごに

今回の延伸ルート散策では、中部駅以降は未だ山林と呼べる状況の中、延伸予定ルートをGPSを頼りに進みました。
一般的には開発の進展がないと認識されている彩都東部地域ですが、実際には主道路となる「茨木箕面丘陵線」の工事が開始されており、延伸予定ルート各箇所では調査や基礎工事の跡が見られました。
ふと山の向こうに目をやると、新名神茨木北ICの開業が目前に迫っています。
周辺の主要交通インフラの完工および開業に伴って、東部地区の開発が一挙に進みだす事は必須です。
未だ未知数ではあるものの、大阪モノレール彩都線東センターへの延伸も決して遠い未来の話ではないように感じました。

追伸.私事
延伸ルートの風景撮影はシャッターを押すたびに毎度気持ちが高揚します。
現状そこには存在しないインフラを生身の人間が組み立てていくという一連の流れ、本当に人間って素晴らしいなぁと感じます。
廃虚の撮影でも少しベクトルの違う高揚を覚えますが、恐らくそのファクターは似たような物だと思っています。
そこにあった「歴史」、いまから始まる「歴史」、それを時間軸こそ違えど同じ場所で感じる。
何気ない景色の中に小タイムスリップを感じられる空間が存在する。
延伸ルート散策は気持ちを揺さぶる不思議な魔力を持っています。
さて、今回の記事はここで終了となりますが、彩都線延伸ルートの撮影は引き続き実施する予定です。
次回のアップまでいましばらくお待ち下さい。

以上で、今回の彩都線延伸区間ルート散策を終了します。

 
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